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更新日:平成30(2018)年8月20日

ページ番号:335927

水腎症と言われました。どうしたらいいでしょうか。

質問

水腎症と言われました。どうしたらいいでしょうか。

回答

水腎症は、腎盂尿管移行部より外尿道口に至るまでのいずれの部位における尿路閉塞によっても発生します。尿流障害の結果として腎におこる変化は形態的には水腎症であり、機能的には腎機能障害です。

閉塞の原因には、器質的なものと機能的なものがあります。

器質的閉塞には、先天性狭窄、腫瘍、瘢痕、尿路結石などがあり、先天性疾患が多く見られます。先天性疾患としては尿路狭窄性疾患が多く、中でも腎盂尿管移行部狭窄が最も多く見られます。その他、下大静脈後尿管、馬蹄腎、尿管瘤なども見られます。後天性疾患としては、尿管の骨盤内悪性腫瘍の圧迫、浸潤が多く見られます。

機能的閉塞としては、膀胱尿管逆流、神経因性膀胱が代表的です。

水腎症の診断法は、腹部超音波検査、KUB(腹部単純撮影)、静脈性腎盂造影、CT(コンピューター断層撮影)、RI(ラジオアイソトープ検査)シンチグラフィなどが行われます。

治療方針は、尿路閉塞の原因となる疾患、水腎症の程度、偏側性か両側性か、腎機能障害の程度、感染の有無、臨床症状、年齢などにより治療方法、手術法が決定されます。

詳しくは、主治医またはお近くの医療機関に御相談ください。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉指導課企画情報班

電話番号:043-223-2607

ファックス番号:043-222-6294

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