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更新日:平成30(2018)年8月20日

ページ番号:335922

睾丸が片方、急激に腫れて激しい痛みがあります。どうしたらいいでしょうか。

質問

睾丸が片方、急激に腫れて激しい痛みがあります。どうしたらいいでしょうか。

回答

急性陰嚢症と言われ、局所及全身症状を伴った陰嚢ないし陰嚢内容の急激な有痛性腫張をきたす疾患郡です。精索捻転症、付属器小体捻転症、精巣上体炎の他、精巣炎、特発性陰嚢浮腫、陰嚢血腫、Schoenlein-Henoch-Purpura、鼠径ヘルニア等があります。

このうち、最も診断が重要視されている精索捻転症は、精索(精巣から鼠径管、腹腔へ至る小指ほどの太さの索状体で精管、血管、リンパ管を含む)の軸が捻転することで急に血流障害をきたすため、突然陰嚢内に激痛を生じ下腹部、鼠径部に放散したり悪心・嘔吐を伴うこともある疾患です。新生児期とともに乳児期、思春期に多く発生します。精巣は腫大し、圧痛著明で陰嚢皮膚は発赤腫張してきます。鑑別すべき疾患は、急性精巣炎および精巣上体炎ですが、いずれとも判断が難しいものです。

精索捻転症の場合、発生後6時間以内ならばほぼ正常の精巣機能を保ち得えますが、12時間ではその確率は50%程度となり、24時間以上では完全に壊死に陥ります。したがって、早急に専門医の受診をし、精索捻転症であれば手術により緊急に捻転を解除することが必要です。

詳しくは、主治医またはお近くの医療機関に御相談ください。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉指導課企画情報班

電話番号:043-223-2607

ファックス番号:043-222-6294

*****このページは一般的な事例をまとめたものです。
こちらの問い合わせ先で個別の相談は受け付けておりません。*****

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