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ホーム > 相談・問い合わせ > よくある質問 > がん末期は痛みがひどいと聞きますが、普通の痛み止めは効かないのですか。

更新日:平成27(2015)年7月16日

がん末期は痛みがひどいと聞きますが、普通の痛み止めは効かないのですか。

質問

がん末期は痛みがひどいと聞きますが、普通の痛み止めは効かないのですか。

回答

ご質問の通り、がんの末期になると様々な痛みが患者さんを襲うようになります。がんによる痛みは、がんの浸潤による組織の破壊や圧迫、骨への転移、血液やリンパの流れの障害などの、がん自体による痛み、手術や放射線療法、化学療法などの治療に伴う痛み、その他、腰痛、筋肉痛など、がんとは無関係な痛みなどがあります。

こうした痛みの治療には、鎮痛剤の投与、神経ブロック、放射線療法などさまざまな方法が用いられますが、それぞれ長所短所があり、決定的といえる方法はありません。しかし、病期にかかわらず一定の鎮痛効果が得られる鎮痛法は適切なモルヒネ投与であることがわかってきました。

1986年にWHO(世界保健機関)が「がんの痛みからの解放」を発刊、癌疼痛(がんとうつう)治療の普及に努力して以来、日本の医療用モルヒネの使用量は急速に増加しており、がんの痛みの治療薬の切り札として広く用いられるようになってきたことがうかがわれます。

モルヒネは麻薬であり、中毒になるなど恐ろしい薬であるという考えが(医療従事者の間でさえ)今も根強くありますが、正しく使用すれば安全でかなり確実な効果が期待できます。正しい使用の仕方とは、なるべく内服で、適切な量を時刻を決めて規則正しく使用することで、加えて予想される副作用(吐き気や便秘など)を確実に防止することが重要となります。

外来通院でモルヒネを使用することも可能で、モルヒネを飲みながら社会復帰を果たしている患者さんもいます。一般に病院にいるときのよりも自宅にいるときのほうが痛みが軽いといわれ、その意味からも大変効果的な方法といえます。

しかし、がんによる痛みはこうした身体の痛みだけではありません。病気や死に対する恐れや不安、怒りなどの心の痛みがあります。

心の痛みと身体の痛みは互いに強く影響しあうため、こうした心の痛みの克服はがんの痛みの治療に不可欠です。そのため、精神安定剤などの薬剤が用いられたりすることもありますが、もっとも必要なことは患者さんをとりまく人たちの精神的なサポートです。そのためには、各科診療医師、精神科医師、看護職員、栄養士、理学療法士、ソーシャルワーカー、カウンセラーなどによって構成された看護チームによる援助の支えが大変重要になります。

問い合わせ先
がん相談支援センター(千葉県がんセンター内)
043-264-6801(直通)
受付時間:午前9時から午後4時
(土、日、祝祭日及び12月29日から1月3日は休み)

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康づくり支援課がん対策班

電話番号:043-223-2686

ファックス番号:043-225-0322

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