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更新日:平成27(2015)年7月10日

頭を開けないで脳腫瘍を手術できる方法があると聞きましたが、詳しく教えてください。

質問

頭を開けないで脳腫瘍を手術できる方法があると聞きましたが、詳しく教えてください。

回答

正確に言うと手術ではありませんが、脳腫瘍を開頭しないで治療する方法が普及してきました。皆さんは虫眼鏡で太陽の光を集めて黒い点を焼いたことがありませんか?これと同じように、患部に放射線を集中させて治療する方法で、定位的放射線治療と呼ばれています。放射線照射装置をコンピューターで制御し、1mm以内の精度で患部だけに放射線を照射します。メスで患部を取り出すように切れ味鋭いということで、外科的照射とも呼ばれています。以前は、γ線を患部に集中させるガンマ-ナイフのことを指していましたが(図1)、最近では通常の放射線照射装置(リニアック)を用いてx線を集中させる方法(図2)、ロボットアームで多方向からx線を照射する方法(サイバーナイフ)も開発され、治療に使われています。千葉県がんセンターではリニアックを用いた定位的放射線治療を行っています。これらの治療が最も適しているのが、がんの脳への転移です。小さいうちに発見できれば殆どの転移性脳腫瘍は治せるようになりました。また、手術の困難な聴神経腫瘍や、頭蓋底腫瘍に対しても応用されています。

ただし、これらの治療法にも限界はあります。腫瘍の大きさが3cmを越えると治りにくくなりますし、患部の数が多かったり、複数の病変が非常に近い場所にあったりすると、正常な脳への被曝が多くなり危険な場合もあります。従来の治療法とこれらの治療法のどちらが適しているかは放射線治療医・脳神経外科医・放射線物理士のチームが慎重に検討し判断しています。

通常、治療は1回の照射で終了でき、入院期間も数日です。しかし、患部の場所や大きさによっては何回かに分けて治療した方が安全な場合もあります。リニアックを用いた定位的放射線治療では、複数回に分割した照射も可能です。

さらに最近では、リニアックを用いてこの様な治療法を脳以外の病気に対して応用する試みも行われています。例えば、肺がんでは患部が呼吸によって動いてしまいますが、呼吸の動きに合わせて照射を行うことにより、そのような病変に対しても治療が行えるようになってきています。

相談先
がん相談支援センター(千葉県がんセンター内)
043-264-6801(直通)
受付時間:午前9時から午後4時
(土、日、祝祭日及び12月29日から1月3日は休み)

■図1.ガンマーナイフ

図1.ガンマーナイフ

■図2.リニアック

図2.リニアック

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康づくり支援課がん対策班

電話番号:043-223-2686

ファックス番号:043-225-0322

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