サービス停止情報

現在情報はありません。

ここから本文です。

ホーム > 相談・問い合わせ > よくある質問 > 重粒子線治療は放射線治療とどう違うのですか。

更新日:平成27(2015)年7月10日

重粒子線治療は放射線治療とどう違うのですか。

質問

重粒子線治療は放射線治療とどう違うのですか。

回答

放射線治療に一般的に使用されているものは、X線やγ線で電磁波の一種です(波長を持った光のようなもの)。これに対し、重粒子線や陽子線、速中性子線は炭素やネオン、陽子、中性子といったものを加速することによって得られるものです。だから、通常の放射線治療よりも大きな装置が必要になります。当然お金もかります。そのため重粒子線治療は、現在日本においては千葉市稲毛区にある放射線医学総合研究所でのみ行われていますが、まだ、臨床試験の段階で、誰でもどんながんの状況でも治療できるわけではありません。

さて、治療用に使用される従来の放射線は体表面(皮膚)の近くで、最も強く、体の深い部位に進むにつれて、弱くなっていきます。すると、体の深い部位にあるがんを治療しようとすると、その前後にある正常組織にも、強く放射線があたることになり、結果として正常組織が損傷を受けやすくなります。これに対して、重粒子線は体のある深さで最も強くなり、その前後では、かなり弱くなります。これにより、がんを取り囲む、正常組織への影響をより少なくすることができるのです。これが第一の相違点です。(下図参照)

第2の相違点は、放射線の性質です。治療効果を示す目安としては、生物学的効果比(RBE)と酸素効果比(OER)があります。RBEはがんに及ぼす作用の大きさを示しOERは、がん細胞の放射線に対する感受性の度合いを示します。従って、RBEは大きいほど、OERは小さいほど効果的なわけですが、重粒子線は通常の放射線に比べ、RBEで約3倍、OERで約2倍となり、効果的にがんを殺すわけです。

以上の線量分布の良さ、がんそのものへの高い効果によって、非常に効果的な治療となるのです。

問い合わせ先
がん相談支援センター(千葉県がんセンター内)
043-264-6801(直通)
受付時間:午前9時から午後4時
(土、日、祝祭日及び12月29日から1月3日は休み)

線量分布

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康づくり支援課がん対策班

電話番号:043-223-2686

ファックス番号:043-225-0322

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?