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更新日:平成27(2015)年7月10日

がんの治療で有効な漢方薬はあるのですか。

質問

がんの治療で有効な漢方薬はあるのですか。

回答

がんの治療における漢方医学の役割は次の4項目に集約されます。

(1)直接の抗腫瘍効果
(2)免疫増強作用
(3)術前・術後の一般状態の改善
(4)化学療法および放射線療法の副作用の軽減

この4項目の1つにでも有効性が認められれば、漢方薬はがん治療における有用な薬剤であることになります。

よく用いられる漢方薬に、十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)、補中益気湯(ホチュウエッキト)、小柴胡湯(ショウサイコトウ)などがあります。これらに共通する臨床効果は、第1に自覚症状、とくに食欲不振および全身倦怠の改善率が高いこと、第2に化学療法や放射線療法における副作用防止、とくに白血球減少の防止効果が示唆されることです。

また、免疫に関与する細胞(マクロファージやリンパ球)を活性化させる作用も実験的に明らかにされています。これらの成績は上記の(2)、(3)、(4)を満足させる可能性を示しています。最後に(1)の直接の抗腫瘍効果については、あるとしてもそれほど強いものではなく、抗がん剤との併用効果が期待される程度のものとみなされています。漢方薬のこれらの効能は、がんの治療薬としての資質を十分にもっていることを示すものと考えられます。

ところで、(1)に関して説明が不十分と思われますので、少し追加します。漢方薬は生薬を配合して作られています。たとえば、十全大補湯と補中益気湯は10種類、小柴胡湯は7種類の生薬が配合されています。その中で、いくつかの生薬が抗腫瘍効果を持っていることが動物実験で明らかにされています。それぞれの生薬の中には、いろいろな生理活性物質が含まれています。

現在、がん治療の第一線で活躍している西洋医薬品といわれている抗がん剤の多くが、微生物および草根木皮など天然物由来のものです。いま、生薬から抗がん活性を有する物質の抽出・確認作業が精力的に行われており、その成果が期待されています。

問い合わせ先
がん相談支援センター(千葉県がんセンター内)
043-264-6801(直通)
受付時間:午前9時から午後4時
(土、日、祝祭日及び12月29日から1月3日は休み)

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康づくり支援課がん対策班

電話番号:043-223-2686

ファックス番号:043-225-0322

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