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更新日:平成27(2015)年7月10日

どこにできたがんでもMRI検査で発見できますか。

質問

どこにできたがんでもMRI検査で発見できますか。

回答

結論から言えば、ノーです。MRIは万能ではありません。全ての検査について言えますが、全てのがんが周囲の組織と違った信号を出すとは限りません。

MRIは、磁場の中の回転する原子に、同じ周波数のラジオ波を与えると共鳴し、エネルギーを吸収し、その後にラジオ波を放出するという現象を利用します。共鳴周波数は、磁場強度と原子の種類で異なります。現在、医療ではプロトン(水素)を画像化しており、水や脂肪などが見えます。そのため、水分や脂肪が多い腫瘍は高信号で指摘は簡単ですが、少ない腫瘍では困難で、造影剤も必要となります。MRIは組織間コントラストが明確で、組織境界の変形を腫瘍の発見に利用できますが、部位を絞った検査をし、読影になれた放射線専門医が読影することが必要です。

MRIは、CTより後から開発されましたが、全ての面で優れた検査というわけではありません。全ての検査には特徴があり、病気やがんを様々な方向から検討するため、一つを選択したり、組み合わせたりします。MRIで小さな腫瘍を発見するには、部位別検査が必要です。また、CTに比べ撮影時間が長く、胃や腸など動く部位の検査にはあまり適しません。

数cmのがんを診断し、臓器を大きく切った時代もありましたが、正常組織を温存しながら、がんの進展範囲だけを切り、副作用を抑えながら抗がん剤を投与する現在、医療が要求する画像の質は上昇しています。この5年ほどでデジタルカメラが玩具から銀塩写真に匹敵するほど進歩した様に、MRI、CTやその他検査も格段に進歩し、現在進行形です。万能な検査はありませんし、検査の優劣も変化します。そのため、幾つかの検査の組合せが必要ですし、その組合せは機械の進歩により2,3年で変わります。そのため、最新検査法に精通している放射線専門医がいる施設での検査が有用です。

問い合わせ先
がん相談支援センター(千葉県がんセンター内)
043-264-6801(直通)
受付時間:午前9時から午後4時
(土、日、祝祭日及び12月29日から1月3日は休み)

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康づくり支援課がん対策班

電話番号:043-223-2686

ファックス番号:043-225-0322

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