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更新日:平成29(2017)年10月9日

「ダイオキシン」には発がん性が明らかに認められるのですか。

質問

「ダイオキシン」には発がん性が明らかに認められるのですか。

回答

WHO(世界保健機関)の国際がん研究機関(IARC)は、1997年6月にダイオキシンをヒトに対する明らかな発がん性物質であると発表しました。

しかし、これには少し説明を加えておく必要があります。

ダイオキシンとは 1つの物質ではなく、ジベンゾ-パラ-ジオキシンという構造を持つ化合物の多塩素化誘導体(PCDD)の総称として用いられており、75種類のものが知られています。ジオキシンを英語読みにしたのがダイオキシンです。この75種類の中で、最も毒性が強いのが2,3,7,8-四塩素化物(TCDD)であり、IARCが発がん性物質として認定したダイオキシンとはこのTCDDのことです。これ以外のもののヒトに対する発がん性は未解決のままです。

また、発がん性を論じる場合には、“量”を考慮する必要があります。ダイオキシンの作用メカニズムから、その発がん作用には「いき値」があると考えられています。動物実験の結果より、わが国では耐用1日摂取量が10 pg TEQ/kg体重/日と設定されました。pgとはピグラムのことで10-12(10のマイナス12乗)グラムであり、TEQとは毒性等量の略で、TCDDの毒性を1として、ほかのダイオキシンにはそれぞれの係数をかけて、毒性をTCDD量に換算した総量のことです。

私達はダイオキシンの約 90%を食品から摂取し、大気中からの直接の摂取は 10%以下と考えられています。環境庁の調査によると、食物からの摂取量は、0.26~3.26 pgTEQ/kg/日と推定されており 、これに大気中からの直接吸入量、土壌、水からの摂取量を加えると、一般的な生活環境で生活する場合は、0.52~3.53 pgTEQ/kg/日を体内に取り込んでいることになるそうです。このとおりですと、現段階では我々はダイオキシンの発がん性を心配しなくてもよいことになります。

しかし、いったん体内に取り込まれたダイオキシンの代謝は遅く、年齢とともに肝臓や脂肪組織へ蓄積すること、およびダイオキシンが史上最強の毒物であることに変わりはなく、その排出削減のため、住民・行政・産業界が一体となって真剣に考えてゆく必要があります。

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