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ホーム > くらし・福祉・健康 > 福祉・子育て > 福祉政策 > 千葉県社会福祉審議会 > 平成29年度千葉県社会福祉審議会開催結果(9月11日)
更新日:令和3(2021)年10月26日
ページ番号:2254
平成29年9月11日(月曜日)13時30分から14時50分
ホテルプラザ菜の花4階「槙」
麻薙委員、石﨑委員、稲垣委員、榎本委員、大河原委員、大澤委員、大塚委員、大鳥委員、大沼委員、大野委員、岡部委員、小島委員、小林委員、境野委員、佐藤委員、實川委員、篠崎委員、芝山委員、白戸委員、末石委員、鈴木委員、醍醐委員、田上委員、田邉委員、土橋委員、仲野委員、西網委員、野口委員、服部委員、花崎委員、林委員、藤野委員、古川委員、松山委員、本宮委員(五十音順)
(1)委員長の選出
社会福祉法第10条による委員の互選により、實川委員が委員長に選出された。
(2)委員長代行の指名
千葉県社会福祉審議会規程(以下「規程」という。)第2条第3項により、委員長から白戸委員を委員長代行に指名した。
(3)専門分科会委員及び部会委員の所属について
規程第4条第1項及び第8条第1項により、委員の所属する専門分科会等について委員長から指名があった。
(4)千葉県社会福祉センター整備事業に係る整備計画の策定について
配布資料に基づき事務局より説明
<1>千葉県社会福祉センター整備事業に係る整備計画の策定について(PDF:611KB)
<2>(仮称)千葉県社会福祉センター整備の方向性(PDF:89KB)
意見及び質疑応答
(意見)私どもにとっても長い間の念願で、昨年8月には入館団体や市町村社協、社会福祉関係の団体な88団体の連名で、知事と議長あてにお願いをした。これからの社会福祉活動の拠点であるとともに、今後、共助社会というものを作っていく必要があるように思うが、その拠点にもなるので、ぜひ強力に進めていただきたいと思う。
(質疑)会議等で県社会福祉センターを利用しているが、これまで駐車スペースがなかったので不便を感じていた。駐車場スペースは、何台くらいの予定になるのか。また、車いす等の障害のある方が駐車スペースから玄関まで入るところの、雨よけのような利便性のあるアクセスについてはどのように考えているか。
(回答)駐車スペースについては現行が10台程度のところを、現時点での計画では35台程度を確保する予定である。障害のある方等のアクセスの関係については、今後関係団体のご意見も踏まえながら、基本設計の発注にあたっての仕様の中に可能な限り入れていければと考えている。
(意見)研修や会議を行う時に貸会議室を借りなければならないことがあるが、貸会議室は高価なので、どこかに安く借りられるところはないかいつも考えている。各団体が利用できるような会議室を作っていただけると大変ありがたい。
(1)身体障害者福祉法第15条第1項に規定する医師の指定について
(2)身体障害者手帳の障害程度について
事務局より諮問事項について一括して説明
規程第5条により「身体障害者福祉専門分科会」で審議を行うこととなった。
報告事項(1)~(5)について事務局から説明
(1)(仮称)千葉県子どもを虐待から守る基本計画について
<1>「千葉県子どもを虐待から守る基本計画」(素案)の概要(PDF:102KB)
<2>「千葉県子どもを虐待から守る基本計画」(素案)(PDF:432KB)
(2)次期千葉県高齢者保健福祉計画の策定について
<3>次期「千葉県高齢者保健福祉計画」の骨子案(PDF:151KB)
(3)次期千葉県障害者計画の策定について
(4)千葉県子ども・子育て支援事業支援計画の中間見直しについて
<5>千葉県子ども・子育て支援事業支援計画の中間見直しについて(PDF:83KB)
(5)千葉県袖ケ浦福祉センターの見直しについて
<6>平成28年度末までの千葉県袖ヶ浦福祉センターの見直しに関する進捗状況及びその評価(PDF:255KB)
<7>千葉県袖ヶ浦福祉センター見直し進捗管理委員会平成28年度付帯意見(PDF:119KB)
<8>平成28年度付帯意見に対する事業団の取組(PDF:281KB)
<9>袖ヶ浦福祉センター更生園・養育園の指定管理者(候補者)の選定結果について(PDF:463KB)
意見及び質疑応答
(5)千葉県袖ケ浦福祉センターの見直しについて
(意見)千葉県袖ヶ浦福祉センター見直し進捗管理委員会の座長という立場から、少し補足をさせていただきたい。
4年前に袖ケ浦福祉センターで19歳の少年が亡くなる虐待事件が起きた。県立施設なので記録は整っており、県に提出された書類上は、大変優秀な施設であるという評価を当時から受けていた。しかし現場を見ると、書かれていることが実態を反映していないという現状があって驚くとともに、二度とこういうことを起こさないために色々な策を検証報告として出し、それに沿って進捗管理を県とともに行っている。
しかし、事件からほぼ4年が経過しようとしているが、検証委員会が出した報告の内容が、進捗管理期間中にほぼ達成できないという見通しを持っている。特に大きなところでは、更生園について定員が減らない。検証報告では定員の半減を提言し、養育園についてはほぼ達成されようとしているが、更生園については事件当時よりは若干少なくなったが、ほぼ同一の水準でいくだろうと予想している。
しかも非常に重要なのは、強度行動障害のある方々を支援し生活レベルを改善して地域に移行していただくというシステムを平成16年度から始めているが、この制度で生活の自立度が高まった方がいるにもかかわらず、誰一人として地域に移行できない実態がある。
そのため、中間報告では耳の痛い指摘をさせていただいた。今後の1年間で事業団でもさらに努力を重ね、改善もされると思うが、更生園の定員についてはおそらく少なくならないだろう。
この中間報告を出した後に、次期指定管理の選定が行われた。検証報告では「他の法人の手上げが期待されるような環境整備」を提言していたが、応募があったのは現在の事業団だけで、これもまた変わりがないという状態であった。
これは千葉県全体の問題である、あるいは県庁の問題であると私どもは指摘をさせていただいている。来年8月の最終報告は、かなり厳しい報告になるのだろうと予想している。
次期指定管理は5年間で選定されているが、次期障害者計画の計画期間は3年間である。私どもの今のところの想定では、次期障害者計画の3年間で改善が達成できないのであれば県立施設の意味がないという判断をして、残りの2年間の間に粛々と民間移行を行っていくことでどうか、という提案をしている。これが現時点での進捗管理委員会の考え方、委員全員一致の意見である。
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