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報道発表案件

更新日:令和4(2022)年3月28日

ページ番号:2204

地域社会づくりについて(平成30年度第3回インターネットアンケート調査結果)

発表日:平成31年1月28日
健康福祉部健康福祉政策課

1.調査の目的

県では、社会福祉法に基づき策定した「第三次千葉県地域福祉支援計画(平成27年度~平成32年度)について、今年度、中間見直しを進めています。

本計画の理念である「互いに支え合い安心して暮らせる地域社会」を構築するためには、地域のあらゆる住民が役割を持ち、支え合いながら、自分らしく活躍できることが重要です。

生活の中の日常的な行動であっても、誰かの役に立つ、つまり「地域社会づくり」につながる活動がたくさんあります。今回、地域社会づくりの活動状況や、今後の意向等について調査し、計画の施策検討の参考とするため、皆様のご意見やご提案を伺いました。

2.調査の実施状況等

(1)調査対象

アンケート調査協力員1,424人

(2)調査時期

平成30年11月30日~12月13日

(3)調査方法

インターネットアンケート専用フォームへの入力による回答

(4)回答状況

アンケート調査協力員1,424人のうち168人が回答(回答率11.8%

(5)調査項目

問1.あなたは、自分の住む地域において、まちづくりや助け合いなどの活動(「地域社会づくり」と言います)をしたことがありますか

問2.あなたの行った活動の中心となっている団体をお答えください。

問3.今後(これから2,3年先まで)、活動の時間を増やしたいと思いますか。

問4.問3の活動意向について、理由をお答えください。

問5.問3の活動意向について、理由をお答えください。

問6.多くの人が地域社会づくりの活動に参加するにはどうしたらよいと思いますか。

3.回答者の構成

(1)年齢(回答者数:168人)

回答者の年齢構成

年齢については、『70歳以上』が35.7%と最も多く、次いで『50歳~59歳』が24.4%となりました。

(2)性別(回答者数:168人)

回答者の性別

性別については、『男性』が79.2%、『女性』が20.8%となりました。

4.調査結果

問1.あなたは、自分の住む地域において、まちづくりや助け合いなどの活動(「地域社会づくり」と言います)をしたことがありますか。過去5年間程度での活動について、あてはまるものをお答えください。(いくつでも)(回答者数:168人)

地域社会づくりの活動経験

過去5年間程度での活動についてたずねたところ、『ごみ拾い、除草、下水掃除などの清掃活動』が53.6%と最も多く、次いで『団体の会合への出席(総会、役員会など)』が42.9%でした。

また、『その他』の答えの中には、「ラジオ体操などの健康増進活動」、「募金活動」、「高齢者施設の訪問」や「外国人居住者への日本語指導」などの意見がありました。

一方、『過去5年間では地域社会づくりの活動はしていない』は20.2%でした。

【問1で、過去5年間程度での活動があった方に聞きました。】問2.あなたの行った活動の中心となっている団体をお答えください。(いくつでも)(回答者数:134人)

活動の中心となっている団体

活動の中心となっている団体をたずねたところ、『自治会』が67.9%と最も多く、次いで『市民活動団体(ボランティア団体、NPO団体など)』が29.9%でした。

また、『その他』の答えの中には、「マンション・団地の管理組合」などの意見がありました。

問3.今後の地域社会づくりの活動意向についてお答えください。今後(これから2,3年先まで)、活動の時間を増やしたいと思いますか。(1つ選択)(回答者数:168人)

今後の意向

今後の活動意向についてたずねたところ、『現状程度、活動したい』が40.5%と最も多く、次いで『活動を増やしたい』が21.4%でした。

【問3で、「活動を増やしたい」、「現状程度、活動したい」または「今は活動していないが、今後は活動したい」と答えた方に聞きました。】問4.問3の活動意向について、理由をお答えください。(いくつでも)(回答者数:133人)

意向に対する理由

問3の活動意向について理由をたずねたところ、『社会貢献したい』が72.9%と最も多く、次いで『この地域で生活するには必須だから』が39.1%でした。

また、『その他』の答えの中には、「健康管理のためにも社会参加するようにしている」などの意見がありました。

【問3で、「活動を減らすつもり」または「今も活動はしていないし、今後、活動するつもりもない」と答えた方に聞きました。】問5.問3の活動意向について、理由をお答えください。(いくつでも)(回答者数:35人)

意向に対する理由

問3の活動意向について理由をたずねたところ、『体調・体力に不安がある』が57.1%と最も多く、次いで『忙しい・忙しくなる』が34.3%でした。

また、『その他』の答えの中には、「参加者が少なく特定の者に負担が集中しがちで、十分な活動がしにくい」、「まだ動けるうちに自分の趣味にも時間を使いたい」や「人間関係が難しく、気軽に参加しづらい」などの意見がありました。

問6.多くの人が地域社会づくりの活動に参加するにはどうしたらよいと思いますか。(回答者数:73人)

(寄せられたご意見・ご提案には次のようなものがありました。)

(1)活動機会の確保や連携の促進

  • 簡単な社会奉仕やボランティアの機会をたくさん作ってほしい。子連れ参加や親子参加ができると、子供の頃からそういう意識が芽生えていいと思う。
  • 市民一人一人にはそれぞれ得意の分野や経験、経歴があるので、行政はそれを活かせる場(例:元教員による学習指導や相談)の提供などの側面支援ができるのではないか。
  • 地域の良い活動を横につなぎ、活動の活性化を図るのが行政の役割だと思う。

(2)活動に関する情報提供

  • 何かをしたいけどどのように探したら良いのか分からない人が多いので、選択肢を提示して募集する。それぞれに合った活動を探せるように情報提供をこまめに行う。
  • 好事例を多く紹介し、その地域に適した案を選択してもらって取組みを進める。
  • 若い世代が親子で参加できる魅力ある活動を、SNS等で発信できればよいかと思う。

(3)活動の意義や必要性などの啓発

  • 自分事であることを認識させること。人は一人では生きていけない、この当たり前の事実を考えさせ、自分も社会から支えられているのだという実感を持たせなければならない。
  • 「社会貢献したい」とか「社会活動は必要だ」という思いが育つような社会教育の積み重ねが重要で、学校教育から変えていく必要があると思う。
  • メリットが無いと思われているのでメリットをアピールする。

(4)気軽に参加できるような仕組みや雰囲気づくり

  • 年齢や健康状態に合わせてできる内容の活動があればよい。
  • 短い期間や時間でも気軽に参加できるよう、メンバーを登録制にして各自が可能な範囲内で活動できるようにする。
  • 義務ではなく、自由に参加できるような雰囲気づくりが必要だと思う。
  • 多くの人が納得する活動内容で、参加にあたっての負担が少ない事が前提になると思う。更に、当番制などを導入して「仕方なく」参加する者を増やすようにして、活動がある程度「社会的責務」である、という認識を持ってもらうように誘導する必要もあるのではないか。
  • 残業や休日勤務をなくし休暇を取得しやすくする。勤務日以外でも保育所に子どもを預けやすくする。

(5)その他

  • 災害時に初めて地域社会の重要性に気付くという話を聞いたことがある。災害時の対応を地域で考えるという活動から入るのも一つの方法かと考える。
  • 小さな活動でも永年継続されている方には表彰等で感謝の意を表せるようなことが必要だと思う。

【参考】千葉県地域福祉支援計画に係るホームページ

たくさんのご意見ありがとうございました。

今回の調査では、今後の地域社会づくり活動について、『活動を増やしたい』、『現状程度、活動したい』または『今は活動していないが、今後は活動したい』とお答えした方が約8割に上り、その理由として7割を超える方が「社会貢献したい」と答えました。

複雑化、多様化する地域の課題に適切に対応するためには、地域住民自らが協力して課題解決に向けた行動を起こすことが大変重要です。

県では、今回皆様からいただいたご意見も参考に、「互いに支え合い、安心して暮らせる地域社会」の構築を目指して、地域福祉を推進してまいります。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉政策課政策室

電話番号:043-223-2609

ファックス番号:043-222-9023

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