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報道発表資料

更新日:平成28(2016)年11月7日

千葉県ヒートアイランド対策ガイドラインの策定について

発表日:平成25年7月26日

千葉県環境生活部環境政策課
電話:043-223-4648

県や市町村がヒートアイランド対策を検討・推進していくに当たっての技術資料として、また、事業者や県民が対策に取り組む際の参考資料として、このたび「千葉県ヒートアイランド対策ガイドライン」を策定したのでお知らせします。

1策定の趣旨

本県においては、ヒートアイランド現象の発生状況やそのメカニズムの詳細、地域の熱環境や対策技術の適性等の情報はいまだ十分ではありませんでした。

そこで、平成22年度から県内129地点で気温観測を行うとともに、23年度からヒートアイランド対策検討調査として、ヒートアイランド現象の要因の実態把握、モデルシミュレーションによる熱環境の解析、対策効果の試算等を実施してきたところであり、このたび、これらの調査結果を取りまとめました。

2記載概要

第1章千葉県におけるヒートアイランド現象の状況

本県の気候やヒートアイランド現象の発生状況、地表面被覆・都市形態・人工排熱などヒートアイランド現象の要因について記述しています。

  • 夏季において、太平洋岸では気温が低く、内陸部と東京湾岸では高温化しています。これは、都市部のヒートアイランド現象の影響だけではなく、海水温や内陸の気候の影響を受けた結果と考えられます。
  • ヒートアイランド現象は、千葉市から市川市にかけての東京湾岸地域で顕著ですが、この地域では、夏季の日中には海風が卓越し、日中の高温化は緩和されています。
  • 都市部にも比較的緑地が残されており、建物の密度は比較的低く、人工排熱は建物や自動車からの排熱に比べ工場排熱が大きくなっています。

第2章ヒートアイランド対策の必要性

本県の熱環境、既存都市緑地の重要性、人工被覆・人工排熱対策の効果について記述しています。

  • 熱環境について県全体で見ると、地表面から大気への熱移動では、対流顕熱が少なく、蒸発潜熱が大きくなっています。これは残された豊富な緑地によるもので、これによりヒートアイランド現象が緩和されていると考えられます。
  • 都市緑地の存在により、昼夜とも広域に高温化が緩和されていることが確認されました。
  • 被覆の高反射化は日中の高温対策として、人工排熱対策は熱帯夜の対策として有効であることが確認されました。

第3章ヒートアイランド対策の概要

対策技術を、以下の6つに分類し、概要・効果の特性等を記述しています。

<1>風を活用した対策、<2>緑を活用した対策、<3>水を活用した対策、<4>反射を活用した対策、<5>人工排熱対策、<6>普及啓発

第4章優先対策地域と熱環境マップ

ヒートアイランド現象の要因の存在量が大きく、かつ対策効果が大きいと予測される地域を抽出し、23市町域にわたる優先対策地域を設定しました。

また、当該地域をヒートアイランド現象の要因等の状況から5種類の地域に類型化し(熱環境マップ)、類型毎に各種対策技術の適性を評価しました。

参考資料

優先対策地域内の県や市町のヒートアイランド対策の実施状況(主に都市緑地保全・緑化)を取りまとめました。

また、市町毎に拡大した熱環境マップを掲載しました。

3配布先

国、自治体、学校等に配布します。

(参考)

※卓越:ある気候(気象)要素がある場所においてほぼ決まった値として頻繁に出現することを、「卓越する」といいます。

※対流顕熱:地表面を温めた太陽エネルギーの一部は、地表面付近の大気に伝導して気温を上昇させ、対流により周辺の大気へ移動します。このような熱を対流顕熱といいます。

※蒸発潜熱:地表面を温めた太陽エネルギーの一部は、地面の水分の蒸発、植物の水の蒸発散により、水の状態変化(水⇒水蒸気)に費やされ、気温を上昇させずに周辺の大気へ移動します。このような熱を蒸発潜熱といいます。

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:環境生活部環境政策課政策室

電話番号:043-223-4649

ファックス番号:043-222-8044

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