コイヘルペスウイルス病の発生について(平成29年6月14日)
発表日:平成29年6月14日
農林水産部水産局漁業資源課
電話:043-223-3606
市原市内の池でコイのへい死が確認されたため、県水産総合研究センター内水面水産研究所及び国立研究開発法人水産研究・教育機構増養殖研究所における診断の結果、コイヘルペスウイルス病の発生が確認されましたので、お知らせします。
コイヘルペスウイルス病は、コイ特有の病気で、人には感染しません。
検査結果(国立研究開発法人水産研究・教育機構増養殖研究所における確定診断)
2検体中2検体が陽性
経過
- 6月8日に市原市内の池でコイ15尾のへい死を確認
- 6月9日に初動診断・・・陽性(県水産総合研究センター内水面水産研究所)
- 6月14日に確定診断・・・陽性(国立研究開発法人水産研究・教育機構増養殖研究所)
今後の対応等
- 県では、市原市に対し、当該水域の監視とともに、へい死魚の速やかな取り上げ及び処分を依頼しました。
- 今後、池に残るコイの取り上げ等のまん延防止措置を実施します。
コイヘルペスウイルス病について
- 本病は、マゴイとニシキゴイに発生する死亡率が高い病気です。発病すると行動が緩慢になったり餌を食べなくなりますが、目立った外部症状は少なく、エラの退色などが見られます。また、マゴイ及びニシキゴイ以外の魚には感染しません。
- 人へ感染することはないため、仮に感染したコイの肉を摂取しても人体に影響はありません。
県民の皆さまへのお願い
- 病気のまん延を防ぐために釣ったコイを他の川などへ放すことはやめてください。
- 飼育しているコイを川などに放すことはやめてください。
- 県内の川や池などで大量にコイが死んでいるのを見つけた時は、県庁漁業資源課資源管理班に連絡してください。《電話:043-223-3037(平日の午前9時から午後5時まで)・電話:090-3202-8899(平日の時間外、土、日及び祝日)》
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
報道発表用記事