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更新日:令和2(2020)年10月30日
ページ番号:311109
平成29年10月6日
千葉県議会議長小高伸太様
総務防災常任委員会委員長中村実
本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。
記
(1)日時:平成29年10月5日(木曜日)14時22分~15時24分
(2)調査項目:香取合同庁舎再整備事業について
(3)経過
11月に供用開始となる新香取合同庁舎を視察した。資産経営課長及び資産経営戦略推進室長より説明を受けた。
(4)概要説明
香取合同庁舎再整備事業
香取市佐原地区の県の庁舎は、東日本大震災による液状化被害や庁舎の老朽化により、建替えの必要が生じたため、新たに合同庁舎として集約化し再整備された。新庁舎は8月31日に完成し、11月6日に供用を開始する。
なお、新庁舎には、地域振興事務所、健康福祉センター、土木事務所など7つの出先機関が入る。
建物については4階建てで、大規模地震にも耐えられる免震構造となっており、液状化や浸水への対策も取られ、地域の防災活動拠点としての機能が強化された。また、バリアフリーの対応もとられ、利用者の利便性・快適性にも配慮されている。
(5)主な質疑応答
問:バリアフリーなど県民の利便性、快適性にどのような工夫をしているのか。
答:主なものとしては、バリアフリー対応で、庁舎敷地内に障害者用駐車場を2台分設置している。また、庁舎案内については、点字ブロックにて誘導を行い、メインエントランスの風除室のインターホンにて地域振興事務所への連絡を受け対応する。
また、各階に多目的トイレの設置、オストメイトも設置している。
乳幼児を連れた来庁者の対応としては、赤ちゃん休憩室(授乳室)を健康福祉センターのある2階に設け、各階の多目的トイレにおむつ替えのベビーベッドを設置している。
外国人の来庁者に対しては、庁舎案内板や事務室サインに英語表記を加えるなどの対応をとっている。
問:香取合同庁舎の建設には、なぜ事業着手から5年以上もかかったのか。
答:平成24年度に基本設計、25年度に実施設計を行い、26年度当初予算において建築工事等の予算を措置したが、資材価格・労務単価の高騰により26年秋に予定していた工事の発注ができなかったため、資材価格・労務単価、建築資材の見直し等を行い、26年9月補正により増額補正を行い、27年3月に建築工事の入札を実施した。
しかし、この入札は不調となり、その後、積算内訳の分析や入札者への聞き取り、市場価格の調査を行った結果、資材価格・労務単価の更なる上昇及び見積・予定価格と市場取引価格とのかい離が不調の原因であったため、再度見直しを行い、27年9月補正により増額補正を行い、28年3月に契約を締結、建設工事に着手した。
その結果、当初予定していた作業スケジュールよりおよそ18か月遅れ、29年11月の供用開始となった。
職名 |
氏名 |
会派 |
---|---|---|
委員長 |
中村実 |
自民党 |
委員 |
浜田穂積 |
自民党 |
委員 | 佐藤正己 | 自民党 |
委員 | 石毛之行 | 自民党 |
委員 | 関政幸 | 自民党 |
委員 | 田村耕作 | 公明党 |
委員 | 水野友貴 | 千翔会 |
所属・職名 |
氏名 |
備考 |
---|---|---|
総務部長 |
小倉明 |
|
総務課長 | 穴澤幸男 | |
資産経営課長 | 前田敏也 |
|
総務課副課長 |
齋藤浩司 |
議事課主幹(併任) |
防災政策課副課長 | 金子善一 |
議事課主幹(併任) |
議会事務局政務調査課副主幹 | 田中弘子 |
|
議会事務局議事課主査 | 近江裕美子 |
月日 |
場所 |
着 |
発 |
備考 |
---|---|---|---|---|
10月5日 | 県議会 | 13時15分 | ||
香取合同庁舎 | 14時22分 |
15時24分 | 調査 |
|
県議会 | 16時30分 |
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