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更新日:平成30(2018)年1月18日

農林水産常任委員会県内調査報告書

平成29年12月18日

千葉県議会議長高伸太

農林水産常任委員会委員長

本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。


  1. 用務:農林水産常任委員会県内調査
  2. 調査先:千葉県東部家畜保健衛生所(東金市)
        千葉県立農業大学校(東金市)
  3. 期間:平成29年12月18日(月曜日)
  4. 概要:別添のとおり

参加者名簿

日程表

調査の概要について

 1千葉県東部家畜保健衛生所(東金市)

(1)日時:平成29年12月18日(月曜日)13時45分~14時45分

(2)調査項目:急性悪性家畜伝染病に関する対応等、家畜防疫に関する取組について

(3)経過

 初めに、千葉県東部家畜保健衛生所長より、本所の概要や業務内容等についての説明があり、続いて細菌検査室、血液検査室等を視察した。

(4)事業概要

 千葉県東部家畜保健衛生所は昭和40年に海匝、山武、長生の3地域にそれぞれ設置された保健衛生所が再編、統合され、現在に至る。
 管轄している地域は海匝、山武、長生の7市8町1村であり、中でも旭市、匝瑳市、銚子市は県内有数の畜産地帯である。県飼養頭羽数では、豚は本県全体の約60%、肉牛は約49%、酪農は約24%、採卵鶏は約37%を管理している。
 業務としては、大きく3つに分けて検査業務、指導業務、その他の業務について行っている。検査業務は牛、豚、鶏、馬、蜜蜂のそれぞれの病気についての検査や、家畜、家きんの感染症等の疾病の原因究明を農場主からの依頼により行い、病因をなくすことを目的とする病性鑑定を行っている。指導業務は農場への立ち入りによる飼養衛生管理基準の遵守指導や、生産者及び民間獣医師と連携したPRRSコントロール対策指導等を行っている。その他の業務としては、輸入家畜の着地検査や高病原性鳥インフルエンザなどの急性悪性の家畜伝染病の発生予防、発生時の防疫体制整備などを行っている。

(5)主な質疑応答

問:牛、豚、鶏の伝染病は、それぞれ人に感染するのか。
答:牛については、現在はブルセラ病の清浄化が進んでいるため、人に感染する恐れはない。
 豚についても、オーエスキー病やPRRSなど、人に感染するものではない。
 鶏インフルエンザについては、人に感染するが、現在の防疫の方法であれば蔓延はせず、人に感染することは極めて少ないと考える。

問:牛、豚、鶏は病気に感染した場合、必ず殺処分を行っているか。
答:牛ヨーネ病は殺処分をすることが法律で定められているが、病気によっては殺処分が義務付けられていないものもある。ただ、病気が発生した場合、国をあげて早期の清浄化を目指すため、迅速に病気を淘汰できるよう指導している。

 2千葉県立農業大学校(東金市)

(1)日時:平成29年12月18日(月曜日)15時20分~16時10分

(2)調査項目:担い手育成に向けた県立農業大学校における取組状況について

(3)経過
 
初めに、千葉県立農業大学校長及び担当職員より、本学校の特徴や近年の動向・取組状況、新しい防除技術についての説明があり、続いて施設野菜専攻教室を視察した。

(4)事業概要
 
千葉県立農業大学校は、農学科、研究科、農業研修科、機械化研修科の4科と庶務教務課で構成されている。農学科の一年生は入寮が義務付けられており、寮生活の中で自立心や協調性を育てることを目的としている。
 近年の学校の動向・取組状況としては、専修学校化により奨学金を活用できるようになったことや、施設を改修し、耐震性が高くなったことがある。また、入学生、特に女子や非農家の入学生が増加している。模擬会社の設立やGAPの取組も行っており、ビジネス感覚に富んだ人材の育成を目標としている。
 昆虫を活用した新しい防除技術については、害虫を捕食する飛ばないテントウムシの開発を行っている。アブラムシは作物に甚大な被害を及ぼす害虫であるが、農薬による防除で、薬剤抵抗性を発達させた個体が出現し、問題となっている。テントウムシは、成虫が1日に100匹のアブラムシを捕食するが、短期間で飛び去ってしまうため、定着させることが難しかった。このため、翅を樹脂で固定し、飛翔できなくすることで、効率の良いアブラムシの捕食を可能とした。また、通常、遺伝子改良した昆虫は遺伝子汚染を防ぐため、使用後は殺処分しなければならないが、飛翔制御したテントウムシについては、樹脂が剥がれたあとに自然に帰ることができる。
 1月より、農業大学校では、このテントウムシを10匹500円で販売する予定である。
 また、アブラムシ以外の病害虫については、テントウムシに微生物農薬を積載することで、防除可能となる技術開発を現在行っている。

(5)主な質疑応答

問:農業高校からの入学者の割合はどれくらいか。
答:入学者のうち、県内の農業高校からの入学者は6割ほどである。

問:将来、農家として生活していける見込みはあるのか。
答:農業大学校としては、非農家の人が農業法人で10年程度勤務した後に、独立して青年就農給付金を活用し、農家を経営してもらうことが理想的なモデルの一つと考える。この制度を活用すれば、農家として生活していくことは十分可能と考える。

問:入学する際の年齢制限はあるのか。
答:年齢制限はないが、社会人経験のある入学者については、農業研修科に入学することが多い。

問:テントウムシの寿命はどれくらいか。
答:個体差にもよるが、短くても半年、長ければ2年は生きると考える。

 参加者名簿

委員

職名

氏名

会派

委員長

三沢

自民党

副委員長

木下敬二

自民党

委員

宍倉

自民党

委員

大松重和

自民党

委員

鶴岡宏祥

自民党
委員

石井敏雄

民進党
委員

秋林貴史

公明党
委員 谷田川充丈 千翔会

随行

所属・職名

氏名

備考

農林水産部長

伊東健司

 

農林水産部担い手支援課長

﨑山

 

農林水産部担い手支援課班長

高山

 
農林水産部畜産課長

富田耕太郎

 
農林水産部畜産課副技監(兼)室長

風間達也

 
農林水産部農林水産政策課副課長

議事課主幹(併任)
議会事務局政務調査課主査

進藤美香

 
議会事務局議事課主事

宮本

 

 日程表

月日

場所

備考

12月18日 県議会   13時00分  
千葉県東部家畜保健衛生所

13時45分

14時45分

調査

千葉県立農業大学校 15時20分 16時10分 調査
県議会

17時10分

   

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:議会事務局議事課委員会班

電話番号:043-223-2518

ファックス番号:043-222-4073

・議員個人あてのメール、ご意見、ご質問はお受けできません。
・請願・陳情はこのフォームからはお受けできません。「県議会のあらまし」から
「請願・陳情」のページをご確認ください。

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