サービス停止情報

現在情報はありません。

ここから本文です。

更新日:平成29(2017)年7月26日

農林水産常任委員会県内調査報告書

平成29年7月6日

千葉県議会議長宇野

農林水産常任委員会委員長瀧田敏幸

本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。


  1. 用務:農林水産常任委員会県内調査
  2. 調査先
    千葉県中央家畜保健衛生所病性鑑定施設(佐倉市)
    千葉県畜産総合研究センター(八街市)
  3. 期間:平成29年7月5日(水曜日)
  4. 概要:別添のとおり

参加者名簿

日程表

調査の概要について

 1千葉県中央家畜保健衛生所病性鑑定施設(佐倉市)

(1)日時:平成29年7月5日(水曜日)13時40分~14時25分

(2)調査項目:急性悪性家畜伝染病に関する対応等、家畜防疫に関する取組について

(3)経過

初めに、所長から、千葉県中央家畜保健衛生所の組織、業務の概要について説明があり、続いて施設内を視察した。

(4)事業概要

組織の概要
家畜保健衛生所は、地方における家畜衛生の向上を図り、畜産の振興のため、都道府県が設置している。千葉県には、中央家畜保健衛生所、東部家畜保健衛生所、南部家畜保健衛生所、北部家畜保健衛生所の計4つの家畜保健衛生所が設置されている。
家畜保健衛生所で受け付けた病性鑑定のうち精密な検査の必要なものは、佐倉市の病性鑑定施設にて行っている。

業務の概要
各家畜保健衛生所で受付された病性鑑定のうち細菌・ウイルス・病理・生化学の各分野で精密かつ高度な病因検索が必要なものについて各種検査を実施している。
BSE検査では、牛飼養農家で死亡した牛のBSE検査を実施している。当検査では、死亡牛から検査材料になる延髄閂部を採材し、バイオハザード対応検査室で、エアーシャワーを浴びて体を無菌状態にし、BSE精製キット、BSE検出キットを用いて検査を行う。
検査終了後の死体は検査で陰性を確認後、県内外の化製場で処理される。

(5)主な質疑応答

問:サルモネラ等の検査を行う際に、試す検査薬等の順はあるか。
答:適応不可でない薬剤は一覧表にまとめられているため、確認しながら、行っている。適宜その表の見直しも行っている。

問:検査室の気温が高いが、検査に影響はないか。
答:空調機を使うと、頭上から空調機内の雑菌が落ちて検査に影響を与えるため、足元からの空調のみで室温調整している。

 2千葉県畜産総合研究センター(八街市)

(1)日時:平成29年7月5日(水曜日)15時~16時20分

(2)調査項目:畜産に関する試験研究の取組について

(3)経過

初めに、センター長から、畜産総合研究センターの組織や試験研究の概要について説明があり、その後、順次、施設を見学するとともに説明を受けた。

(4)事業概要

組織・試験研究の概要
センターは、畜産農家が求める生産性の高い革新的な技術を開発、地域資源の循環利用を中心とした環境に調和した畜産技術の研究開発を行っている。八街市の本所には、総務課をはじめ、乳牛肉牛や養豚養鶏などの研究室があるほか、市原市と南房総市に設置されている乳牛研究所の総勢98名の職員で運営している。現業の職員が持つハイレベルな飼養管理技術等を互いに交換しながら試験研究をしていることが、生産現場にすぐ通用する技術を生み出しており、これが当センターの大きな特徴である。
企画環境研究室では、試験研究内容のマネジメント、経営の調査研究、においなどの環境問題、飼料作物の研究を、乳牛肉牛研究室では、乳牛に負担をかけないで生産性を上げる研究、地域資源を使って良質な霜降り牛肉を作る研究を、養豚養鶏研究室では、特に改良に力を入れ、家畜自体の能力を上げる研究、青い卵を産む鶏を農家に配布するなどの業務を、市原乳牛研究所では、県内の酪農家から預かった子牛を優良な牛に育てて返すという育成業務などを行っている。
嶺岡乳牛研究所では、受精卵に関する試験研究等をそれぞれ行っている。

防疫対応への協力
(防疫資材の備蓄)
高病原性鳥インフルエンザなどの家畜伝染病発生時の防疫措置に使用する資材の備蓄については、県内5か所の家畜保健衛生所、畜産総合研究センター(八街市)・市原乳牛研究所(市原市)・嶺岡乳牛研究所(南房総市)等の9か所で行っている。

(盛土方式埋却試験)
家畜伝染病が発生した場合、殺処分した家畜については、埋却処理することが原則になっているが、千葉県は土を掘ると水が出てきてしまう地域もあるため、千葉県として見直しの提案をしてきた。昨年度は国もこの提案を取り入れて、埋却試験が事業化された。本試験では、盛土方式による新たな埋却方法を検証し、家畜伝染病予防法上の新たな処理方法として規定してくことを目的に、当センターもこれに協力をしている。
試験は平成28年8月から平成31年2月までの約3年間とし、この間、土壌の細菌叢の解析や、浸出水、臭気測定などの検査項目とし、モニタリングを行っていく。なお、3年間という設定は、規定上、埋却してから3年間は現状維持しなくてはいけないこととなっているため、この期間を試験期間としている。
盛土方式の課題としては、<1>3年間は現状を維持しなければならず、処理槽の耐久性<2>地上に試験槽が露出しているため、汚水や臭気の対策<3>試験終了後にはすべて撤去し、現状復帰させるための効率性などである。
なお、雨水が中に入ってしまうと、細菌叢が不安定になり、分解が不安定になったり、覆土が流出してしまうということが起こりかねないので、雨水対策が一番大切である。

(5)主な質疑応答

問:殺処分畜の埋却における、盛土方式の設備コストはどれくらいか。
答:試験槽だけで2,000万円程度。今後、コスト面の課題はある。しかし、従来の埋却方式では、大きな穴を掘るのに重機が必要となるが、盛土方式による槽の設置工法は特殊なものではなく、また、擁壁を補強するための「ジオウエッブ」という材料は、道路ののり面の補強などにも使われ、汎用性が高く、それほど高価なものではない。

問:試験槽には、どのくらいの家畜が埋却されているのか。将来的にはもっと大きな規模のものが必要になると思うがどうか。
答:牛2頭、豚10頭、鶏100羽である。コンパネにより試験槽を6槽にし、牛1頭、豚5頭、鶏50羽の組み合わせで2槽ずつ設置している。実際に応用する場合には、処理頭羽数に応じて幅や長さを変えることが可能である。

 参加者名簿

委員

職名

氏名

会派

委員長

瀧田敏幸

自民党

副委員長

戸村勝幸

自民党

委員 酒井茂英 自民党

委員

信田光保

自民党

委員 中台良男 自民党
委員

伊藤昌弘

自民党
委員 石井敏雄 民進党
委員 鈴木陽介 民進党
委員 仲村秀明 公明党
委員 谷田川充丈 千翔会

随行

所属・職名

氏名

備考

農林水産部長

伊東健司

 

畜産課課長

富田耕太郎

 

畜産課副技監 風間達也  
畜産課副課長 渡辺博剛  
農林水産政策課副課長 雄二 議事課主幹(併任)
議会事務局政務調査課主査

進藤美香

 
議会事務局議事課主事

宮本

 

 日程表

月日

場所

備考

7月5日 県議会   13時00分  
千葉県中央家畜保健衛生所病性鑑定施設(佐倉市)

13時40分

14時25分

調査

千葉県畜産総合研究センター(八街市) 15時00分 16時20分 調査
県議会

17時00分

   

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:議会事務局議事課委員会班

電話番号:043-223-2518

ファックス番号:043-222-4073

・議員個人あてのメール、ご意見、ご質問はお受けできません。
・請願・陳情はこのフォームからはお受けできません。「県議会のあらまし」から
「請願・陳情」のページをご確認ください。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?