サービス停止情報

現在情報はありません。

ここから本文です。

更新日:平成30(2018)年3月22日

県土整備常任委員会調査報告書

平成30年1月29日

千葉県議会議長小高伸太

県土整備常任委員長路正和

本委員会が県外調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。

  1. 用務:県土整備常任委員会県外調査
  2. 調査先:(1)高知新港(高知県高知市)
        (2)長安口ダム(徳島県那賀郡那賀町)
        (3)内町・新町地区(徳島県徳島市)
        (4)四国横断自動車道(徳島県徳島市)
  3. 期間:平成30年1月24日(水曜日)~1月26日(金曜日)
  4. 概要:別添のとおり

調査の概要について

 1高知新港(高知県高知市)

(1)日時:平成30年1月24日(水曜日)13時10分~14時10分

(2)調査項目:港湾の整備と利用促進について

(3)経過
めに、小路委員長からあいさつの後、高知県土木部長から代表者あいさつがあった。次に、高知県土木部港湾課課長補佐から高知新港の整備状況と第2期高知新港振興プランについて概要説明があり、その後、高知新港を視察した。

(4)概要説明
知新港は、県経済を支える国際物流・交流拠点を目指し、昭和63年より整備を行い、平成10年3月に一部供用を開始した。
知市の中心部は、浦戸湾奥部に位置するという地理的特性を踏まえ、3つのラインで地震・津波対策を立てている。
1ラインは、津波エネルギーを減衰し、高知新港の港湾機能を確保するため、港湾施設を第一戦防波堤とし、第2ラインは、湾口地区の津波防波堤、外縁部堤防において、津波の侵入や北上の防止・低減を図る。
た、第3ラインとして、浦戸湾地区を護岸の倒壊や背後地浸水の防止を図り、「三重防護」による対策を進めている。
知新港は、国際物流ターミナルとして、コンテナの輸移出入及び石炭の輸入や石灰石の輸移出等に利用されている。
ンテナについては、中国・韓国向けの国際コンテナ航路(週2便)に加え、平成28年10月より神戸港向けの国際フィーダ航路(週1便)が就航し、東南アジア地域への所要時間が大幅に短縮された。
た、クルーズ客船の寄港が大幅に増加し、平成28年度は30回の寄港があり、平成29年度は40回程度の寄港が予定されている。
成30年10月に客船ターミナルが完成する予定であり、天候に左右されない快適な受け入れ環境や円滑な入国審査等により、審査時間の短縮、観光客の滞在期間の確保することで経済効果の最大化を目指している。
知県内の産業の振興にどのように寄与していくかという視点で、平成24年度に「高知新港振興プラン(平成24年度~平成28年度)」を策定した。第1期プランは、コンテナ、バルク、クルーズの3つを主な目標とし、その達成状況を鑑み、平成29年10月には、客船の急増や国際フィーダ航路の就航などの状況変化に対応し、第3期産業振興計画(平成28年度~平成31年度)の推進を支援するため、「第2期高知新港振興プラン(平成29年度~平成33年度)」を策定した。

(5)主な質疑応答
問:企業用地は、いつどのように売り出すのか。
答:用地は整備されているが、販売時期についてはこれから検討する。
問:本県の津波対策として6メートルの盛土を設置しているが、高知県はどのような対策をとっているのか。
答:高知県では、100年から150年の間にレベル1津波(発生頻度の高い津波)が頻繁に発生していることから、昭和南海地震(マグニチュード8.6)の津波を想定し、3メートルの高さを設定している。
問:陸閘は砂地の多い箇所に設置されているが、災害が発生した場合、電動で操作するのか。
答:陸閘は、漁業者が船を使用するときに空けているが、津波は15分から30分以内に発生することから、地震があったときでも安全のため、常に閉鎖している。
内には、電動で操作できる陸閘はあるが、操作道路の曲がり角に設置されている陸閘は手動であり、今後、電動化を検討する必要がある。
問:河口部の浚渫は計画的に行っているのか。
答:河口部にも土が溜まるが、高知新港全体に大量の土がたまるため、予算化し、6,000立米から10,000立米の浚渫を計画的に行っている。

このページのトップへ戻る

 2安口ダム操作室(徳島県那賀郡那賀町)

(1)日時:平成30年1月25日(木曜日)10時45分~12時00分

(2)調査項目:河川防災対策について

(3)経過
めに、小路委員長からのあいさつの後、那賀川河川事務所事業対策官から代表者のあいさつがあった。
に那賀川河川事務所事業対策官から長安口ダム改造事業について概要説明があり、質疑応答が行われた。
の後、長安口ダムへ移動し、工事現場を視察した。

(4)概要説明
(那賀川流域の概要)
安口ダムが属する那賀川の流域面積は、約880平方キロメートルであり、河口から約60kmの所に、長安口ダムが存在する。那賀川には、長安口ダムのほか小見野々ダム・追立ダム・川口ダム・大美々ダムがあり、すべて発電ダムとなっている。
安口ダムは、昭和31年に完成しており、徳島県南部に電力(家庭電力・工場電力)を供給する目的で、徳島県によって作られ管理されている。
和50年頃に作られた多目的ダム(治水・利水・発電機能)には、ゲートが上下に存在するが、発電目的に作られた長安口ダムには、ダムの上部にのみゲートが存在している。近年ダムには、電力供給以外に利水・治水機能が必要とされていることから、平成19年に、徳島県から国土交通省に管理移管され、発電に加え利水・治水機能が追加されることとなった。
(長安口ダムの概要)
<1>長安口ダムの役割
賀川下流域の洪水被害の低減、農業・工業用水の供給、発電などに寄与している。
<2>長安口ダムの現状と課題
年の那賀川上流域では多雨年と少雨年が顕著化し、洪水が頻発する一方、2年に1度の割合で渇水が発生している。また長安口ダム湖には、建設当時想定した堆砂量の約3倍の土砂が堆積しているため、ダムの貯水容量が減少している。これらの被害を軽減するため現在改造工事を行っている。
(長安口ダム改造事業)
<1>洪水調節能力の増強
安口ダムの洪水調節容量は、洪水前に放流し、洪水を待ち構える水位を下げ確保することとなっている。改造事業では予備放流水位を下げて洪水調節容量を増やし、洪水調節能力を増強するため新しく洪水吐ゲート2門を増設する。
水吐ゲート増設により、放流能力を増強することで予備放流水位を下げるとともに、ダムの流入量が洪水量に達するまでの間、水位を維持することが可能となり、洪水調節容量を1,200万立方メートルに増強し、那賀川河川整備計画の対象洪水であるジェーン台風規模の洪水においても確実な洪水調節を行えるようになる。洪水吐増設工事は、平成30年の完成を目指している。
<2>選択取水設備(環境保全)
安口ダム下流河川の濁水長期化の軽減のため、長安口ダムの発電取水口に選択取水設備を設置し、ダム貯水池内の澄んだ層の水を日野谷の取水口を使って下流へ放流することにより、下流河川の環境の改善を図る。選択取水設備設置工事は、平成31年の完成を目指している。

(5)主な質疑応答
問:現在ダムは60年経過している状況だが、今回の改造事業により、何年強度が保つと考えているか。
答:コンクリート構造物は、半永久構造物である。計画では、基本的に未来永劫ダムが続いていくと考えている。今回切削したところの破片を確認したところ、60年経過しているのにもかかわらずほとんど劣化していない。また強度を確認したところ、24ニューロン近い強度があれば問題ないところ、40ニューロン近い強度が確認されている。
だしゲート等の機械については、メンテナンスが必要である。
問:コンクリートに使われている堆砂等の割合はどのようになっているか。
答:コンクリートは、JISの基準に定められた配分を守ったものを購入している。
問:普通の洪水容量を持っているダムよりも、警戒態勢に入るタイミングは早いのか。
答:事前にダムから水を流して、ポケットを確保しなければならないので、早い段階から職員がダムに待機することになる。
問:堆砂が多いのは、地質の問題なのか。水の問題なのか。
答:基本的には上流の地質の問題である。上流で土砂崩れが起きやすい地質であると考える。平成16年には、土砂崩れにより想定外である200万トンの土砂が入った。
                                                                                   このページのトップへ戻る

 3島市内町・新町地区(徳島県徳島市)

(1)日時:平成30年1月25日(木曜日)15時15分~16時30分

(2)調査項目:川を活かしたまちづくりについて

(3)経過
めに、小路委員長からあいさつの後、徳島市議会事務局長から代表者あいさつがあった。その後、都市整備部まちづくり推進課課長補佐から徳島市内町・新町のひょうたん島川の駅ネットワーク構想について説明があり、質疑応答が行われた。
の後、ひょうたん島周遊船乗り場へ移動し、乗船した。

(4)概要説明
島市は、吉野川をはじめとする大小あわせて138の河川が流れる、水の豊かな都市である。
に、中心市街は、「水都・とくしま」を象徴する代表的な地域であり、新町川、助任川に囲まれた中州が上空から見るとひょうたんの形に見えることから、ひょうたん島の愛称で親しまれている。
ょうたん島の周囲をめぐる周遊船が運行されているほか、緑や光により、水の魅力を演出する景観づくりが行われるなど、水を生かした個性的な市街地が形成されている。
ょうたん島は、昭和61年から新町川、助任川の護岸整備工事に着手し、その後、約20年をかけてひょうたん島周辺の親水公園や遊歩道の景観の整備を行った。
岸整備については徳島県が、親水公園の整備については徳島市がそれぞれ整備している。
体的には、ひょうたん島の青石による護岸の修景やLEDによりライトアップされた遊歩道の整備を行い、水辺の立地を生かした「とくしまマルシェ」や各種イベントを開催した。
ょうたん島周遊船は、平成4年から運行を開始し、約30分をかけて新町川、助任川周辺を回る。周遊船の運航は、NPO法人新町川を守る会が行っており、保険料のみで乗船が可能である。
た、年間乗船者数も年々増えており、平成28年度は6万人を超えた。
遊船を運行する際に重要な役割を担う川の駅舎は、川とその後背地を生かしたまちづくりの拠点となることから、今後、3か所の桟橋の整備に向けた検討を行う予定である。

(5)主な質疑応答
問:NPO法人は独立採算で行っているが、人件費や燃料代などの経費はどのようにしてまかなっているのか。
答:徳島市はNPO法人に対し、年間300万円の補助金を支出している。
かし、数年に1度、船1隻につき1,000万円程度の設備更新に係る費用を、市や他の事業を行っている民間事業者からまかなって運営をしている。
問:LEDを使用したライトアップは毎日行われているのか。
た、何時まで行われているのか。
答:4つの橋において、毎日夜12時まで行われている。
問:ライトアップに係る費用は、年間どのくらいかかるのか。
答:橋によって費用は異なるが、平成28年度の春日橋にかかる経費の予算額は5千万円であった。
問:周遊船の年間利用者数が約6万人とのことだが、観光を目的とした事業なのか。
答:観光客の利用は4割であり、6割の徳島県民が周遊船を利用している。
光客にとっては、利用料金が安い上、普段みることのできない川並の風景を楽しむことができることから、利用者が増加していると考える。

このページのトップへ戻る

 4国横断自動車道(徳島市)

(1)日時:平成30年1月26日(金曜日)9時30分~10時30分

(2)調査項目:インフラの整備について

(3)経過
めに、四国横断道路吉野川大橋にて、小路委員長からのあいさつの後、次に、徳島工事事務所所長からあいさつがあった。
の後、徳島工事事務所所長・吉野川工事長・徳島東工事長から四国横断自動車道について、説明があり、質疑応答が行われた。
疑応答後、徳島東IC(仮称)・徳島JCT(仮称)の視察を行った。

(4)概要説明
国横断自動車道は、阿南市を起点に徳島市、高松市、四国中央市、高知市、四万十市を経て、大洲市に至る瀬戸内海側と太平洋側を結ぶ約441kmの主要幹線道路である。(四国8の字ネットワークの一部)
島工事事務所では、徳島東IC(仮称)~徳島JCT(仮称)間(約4.7km)の建設を担当している。
(吉野川大橋(仮称))
在徳島東IC(仮称)と徳島JCT(仮称)を結ぶ吉野川大橋(仮称)を整備している。
野川の河口周辺は広大な干潟が広がり、上流側14.5kmにある第10堰までの間は淡水と海水が混ざり合う汽水域となっており、多種多様な生物が生育・生息する貴重な水源が広がっている。
のうち、吉野川大橋(仮称)が整備される渡河部周辺でも数多くの生物が生育・生息しており、さらに、シギ・チドリ類をはじめとした数多くの渡り鳥が飛来している。
のことから、自然豊かな吉野川河部周辺の環境保全にあたり、平成25年8月に専門家で構成する「四国横断自動車道吉野川渡河部の環境保全に関する検討会」を設け、環境保全の取り組みに関する検討を進めている。これまでの検討会において環境保全対策として、<1>環境保全に配慮した橋梁形式、<2>工事中の環境保全対策、<3>環境モニタリングの実施が決定され、これらに基づき橋梁設計・施工計画を策定のうえ、平成28年2月から工事を進めている。
境対策として行っている環境モニタリング調査は、橋梁整備による周辺環境及び生物への影響監視を目的としており、工事実施段階(工事前・工事中・工事後)において、環境監視・評価を行いながら進め、必要に応じて環境保全対策を検討していく。
境保全の取り組みとして、鳥類の飛翔阻害軽減のため、主塔やケーブルのない桁橋の採用や地形改変を軽減するため、橋脚の数を極力削減している。
野川の中に11基の橋脚が建つ計画となっているが、現在橋の基礎と下部工を施工している。橋脚は、鋼管井筒基礎という形式となっており、鋼管が水面から飛び出している状況である。この工事が終わると桁の部分の工事に移る。
(徳島JCT(仮称))
島JCT(仮称)工事現場では、40万立米の盛り土工事を行っており、現在工事の進捗率は、40パーセントとなっている。工期は、来年の3月を予定している。

(5)主な質疑応答
問:用地買収の状況はどうか。
答:徳島JCT(仮称)~徳島東IC(仮称)の用地買収は、終了している。徳島東IC(仮称)より南の区間は、約9割を超えている。
問:すべて4車線で用地買収を行っているのか。
答:基本的に4車線で用地買収をしているが、一部2車線で用地買収をしている箇所もある。
問:吉野川の工事箇所で一番深い場所は、何メートルか。
答:一番深い場所は、約7~8メートル。川の真ん中は、約3メートル。
番浅い場所が約1メートルとなっている。
問:漁業補償はどのようになっているか。
答:漁業補償は事前に行っており、上流側でスジアオノリ、沖で黒のりの養殖をおこなっており、工事の影響があると考えられることから、10の組合に対して漁業補償をしている。
問:津波対策はどのようになっているか。
答:想定される津波よりも高い位置に高速道路を設置している。また高速道路には、津波の一時避難場所を作っている。

 参加者名簿

《委員》

職名 氏名 会派

委員長

小路正和

自民党

副委員長

瀧田敏幸

自民党

委員

宇野

自民党

委員

西田三十五

自民党

委員

髙橋

民進・立憲

委員

松戸隆政

民進・立憲

委員

阿部俊昭

公明党

委員

岩井泰憲

いんば無所属の会

《随行》

所属・職名 氏名 備考
県土整備部長 野田  
県土整備部県土整備政策課長

生稲芳博

 
県土整備部県土整備政策課副課長 鈴木真一 議事課主幹(併任)

議会事務局政務調査課主査

中川雅仁  

議会事務局議事課副主査

五寶壽也  

このページのトップへ戻る

 日程表

月日

場所

備考

1月24日

羽田空港

 

9時30分

JAL493便

高知龍馬空港

11時

 

 

高知新港

13時10分

14時10分

調査

宿舎

 

 

 

1月25日

宿舎

 

 

 

長安口ダム操作室

10時45分

12時

調査

徳島市内町・新町地区

15時15分

16時30分

調査

宿舎

 

 

 

1月26日

宿舎

 

 

 

四国横断自動車道

9時30分

10時30分

調査

徳島空港

 

13時45分

JAL458便

羽田空港

14時55分

 

 

このページのトップへ戻る

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:議会事務局議事課委員会班

電話番号:043-223-2518

ファックス番号:043-222-4073

・議員個人あてのメール、ご意見、ご質問はお受けできません。
・請願・陳情はこのフォームからはお受けできません。「県議会のあらまし」から
「請願・陳情」のページをご確認ください。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?