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更新日:平成29(2017)年3月17日

平成28年度文教常任委員会調査報告書

平成29年1月25日

千葉県議会議長宇野

文教常任委員長坂下しげき

本委員会が県外調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。

  1. 用務:文教常任委員会県外調査
  2. 調査先
    (1)福井県教育委員会(福井県福井市)
    (2)福井県立図書館(福井県福井市)
  3. 期間:平成29年1月23日(月曜日)~1月24日(火曜日)
  4. 概要:別添のとおり

調査の概要について

 1福井県教育委員会(福井県福井市)

(1)日時:平成29年1月23日(月曜日)14時30分~16時15分

(2)調査項目:特色ある学校教育について

(3)経過

初めに、坂下委員長からの調査協力に対するお礼のあいさつの後、福井県議会事務局次長から歓迎のあいさつ及び県勢状況等の説明があった。
次に福井県教育委員会義務教育課参事から学力向上のための施策について、生涯学習課、文化財課職員から県立図書館、読書活動等について、それぞれ概要説明があり、質疑応答が行われた。

(4)概要説明

「福井型18年教育」について、子供が生まれてから高校卒業までの18年をトータルに捉え、発達段階に応じた教育を目指している。
具体的には、保育園、幼稚園、認定こども園から小学校への接続に関しては、公立、私立の垣根を越えた各種カリキュラムを実施している
小中の連携に関しては、小中の教員が相互で授業状況を参観、協働で研究会を実施している。また、福井県においては、9割以上の教員が小・中の教員免許状を有していることから、小学校中学校間での人事異動を全体の25%の規模で実施している
中高接続に関しては、小中連携と同様に、授業状況を参観、協働で研究会の実施に加え、中学での学習内容が、高校ではこのように発展するというような意識づけを行うため、中学教員向けの「中高接続ガイド」を作成し配付している
福井県独自の少人数教育について、平成16年度より段階的に少人数教育を実施しており、現在、小学校1年生から4年生までは35人、5・6年生については36人、中学校1年生では30人、中学校2・3年生については32人で学級編成を実施している。また、小学校1・2年生の31人以上の学級には、低学年生活支援員の配置、3年生から6年生の31人以上の学級には、TT、少人数指導教員を配置している
県独自の学力調査(SASA)について、昭和26年から県独自の学力調査を実施しており、国が行う全国学力調査では、国語、算数(数学)の二教科としているところであるが、小学校5年生では社会、理科を加えた四教科、中学校2年生では社会、理科、英語を加えた五教科で行っている。さらに、全国学力調査ではA問題「知識」B問題「活用」の問題内容としているが、平成26年度からはこれにC問題を加え、実社会で活かせるような総合問題を追加している
毎年4月に実施される全国学力調査の調査結果を県独自で分析し、国から調査結果が示される前の5月に県内17市町に分析結果の速報を送付している。さらに、国からの調査結果が示された後についても分析を行い、2学期の学習の改善をしてもらうために市町に送付している。県独自の学力調査は2学期での学習成果を確認するため、毎年12月に実施、1月には分析結果を市町に送付し、3学期の授業改善に役立ててもらっている。このように、全国と県独自の学力調査を活用しPDCAサイクルを廻している
英語教育について、国の新学習指導要領では、平成32年度より小学校での英語教科化がされることとなっているが、福井県においては、2年前倒しで、平成30年度から小学校3・4年生で「外国語活動」を週1時間、5・6年生で「英語科」を週2時間先行実施することとしている。中学校では、中学校73校に75名のALTを県費で配置予定である
また、高校入試において、英検の取得した級に対し点数の加配をしていることから、中学3年生に対し、検定受験料を県費で全額補助している。「読む」「書く」の英語ではなく、「話す」英語力の向上に結び付けるという狙いもある。
福井県立図書館の複合施設化の経緯とコンセプトについて、昭和25年に県立図書館が開館され、平成15年2月に現在に移転、開館に至っている。設計は、幕張メッセをデザインした槙文彦氏によるもので、開放感に溢れ、段差の無いコンセプトの基に設計されている。図書館以外に文書館、ふるさと文学館、福井県出身の漢字・文字研究の第一人者である白川静博士を顕彰する白川文字学の室の3館1室の複合施設となっている。メリットとしては、利用者が一度の来館により得られる情報量がより多くなることは勿論、会議室の共有等、ハード面でのメリットも得られている。
年間来館者は約50万人、蔵書数は約34万冊、貸出冊数は、小浜市にある若狭分館を加え84万冊、人口1人当たりの貸出冊数は1.04冊であり、4年連続で全国1位となっている。
子供の読書活動推進事業について、学力向上の一環として平成26年6月から実施している。小学校1年生から中学校3年生まで、各学年2冊の図書を選定、県内を6ブロック、20エリアに分割し、1校あたり2週間を目途に各学校に巡回貸出を行っている。学校においては、この巡回図書を活用した「1冊の本を読み通す授業」を全小中学校において導入している。

(5)主な質疑応答

問:地域コーディネーターの人材発掘はどのようにしているのか。
答:各学校が選定し、委嘱するものであるが、一例を挙げると、公民館の館長等、地域で要職に就かれている方にお願いしている。
問:学力調査の分析結果を授業にどのように反映させているのか。
答:つまづきやすい点を示し、指導方法の提案や教材の提供等を行っている。
問:小学校、中学校の教員免許を両方取得している教員が、小学校、中学校教員全体の約90%とのことであるが、教員採用時の条件としているのか。
答:福井大学出身の教員が多く、大学の課程、特色による影響と思われる。
問:教員の多忙化対策として、教員の補助業務を行う学校運営支援員事業について、賃金はどこから支出されているのか。
答:全て県費だが、求人に関しては、市町で行っていただいている。
特に資格免許を有する業務ではなく、希望される方はたくさんいると聞いている。
問:スクールカンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置状況はどうか。
答:全ての小中学校に週1回はスクールカンセラーが巡回している。スクールソーシャルワーカーについては、加配に向けた予算措置を検討しているところである。
また、外国人児童生徒への対応として、外国人の多い市町には、県費による教員の加配を行っている、市町においても独自に支援員を雇用しているところがある。

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 2福井県立図書館(福井県福井市

(1)日時:平成29年1月24日(火曜日)9時15分~10時45分

(2)調査項目:県立図書館の活動について

(3)経過

初めに、坂下委員長からの調査協力に対するお礼のあいさつの後、福井県立図書館長から歓迎のあいさつがあった
次に副館長から県立図書館の概要について、担当職員から読書活動等について、それぞれ概要説明があり、質疑応答の後、館内施設を視察した

(4)概要説明

特色ある取組み等については、特集コーナー・企画展示の充実・他機関等との連携強化・子どもの読書環境の充実等を実施している
特集コーナー・企画展示の充実については、閲覧室を中心に1年を通して本の特集や郷土の歴史を中心とした企画展示を積極的に行っている。特にビジネス支援、医療健康、法律、子ども資料などを柱とし力を入れている。また、昨年12月より新たにシニア世代に関心の高い分野の情報を発信している
他機関等との連携強化については、ビジネス支援等の柱の項目を中心にそれぞれの専門機関と連携を進めており、その結果、図書で知識を得るだけではなく、各種講演会・セミナーを開催により、それぞれの分野の充実を図っている
子どもの読書環境の充実については、子ども室を中心によみきかせ会や親子体験イベント等を開催している。特に未就学児を対象としたよみきかせ会やワーキングマザー向けの本の特集コーナーを設置しているのは、共稼ぎ率の高い当県の試みである
学校図書館との連携については、平成28年度より県下全域の小中学生を対象とした「図書学校巡回子ども読書推進事業」を実施しており、県立図書館は図書の供給元として円滑な運営を行っている。また、学校図書館に対して団体貸出、求めに応じ、必要な資料提供を行うレファレンスサービス、総合学習における館内の利用等を行っている
県内市町立図書館との連携、来館できない住民へのサービスについては、県立図書館、各市町立図書館の間で相互賃借資料を定期宅配便により搬送しており、宅配費用は県立図書館が負担している。この事業により、県立図書館で借りた資料を市町立図書館で返却が可能となったり、事前にインターネットを通じて予約した県立図書館の蔵書を市町立図書館等で借りることが可能となっている
さらに、富山県、石川県、岐阜県、愛知県の公共図書館とも相互協力協定の締結をし、サービスの拡充を図っている。いずれの場合も、利用者の費用負担は求めていない
デジタル化への取組みについて、旧福井藩の藩蔵資料等の貴重な郷土資料の利用、保存については、慎重な取扱いが求められることから、利用者ニーズに十分応えることが困難であった。そのため、これらの資料をデジタル化し、平成20年度から公開を開始し、平成26年からは併設の文書館とも統合し、古絵図、古地図等約1,500点を公開している

(5)主な質疑応答

問:図書館司書の配置の状況はどのようになっているのか。
答:当館においては、図書館業務を司書15名とアルバイト・嘱託で補完している。必ずしも十分な状況であるとは言えないが、現在、貸出し・返却カウンターのような単純業務は委託しており、その結果、本来の司書業務は充実することが出来ている。
問:全国的にも公立図書館の運営業務を指定管理者が行っているケースが多いようであるが、福井県内の状況はどうか。
答:県内の市町立図書館で外部に運営管理業務を委託している図書館はない。
当館においては、1つの特集を組む際には、担当司書が創意を凝らした三次元的な展示を行っているため、同様の業務を指定管理者に委託することは難しいとい考えている
問:図書学校巡回子ども読書推進事業について、選定した図書の搬送経費はどこが負担しているのか。また、選定図書の購入に係る予算はどのような科目となっているのか。
答:搬送経費については、各ブロックへの搬送までは図書館で行うが、ブロック内の搬送については、学校間で行っていただいている。
選定図書に関しては、図書館の備品ではあるが、蔵書扱いにはしておらず、図書学校巡回子ども読書推進事業のために購入している図書である。

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 参加者名簿

委員

職名 氏名 会派
委員長

坂下しげき

自民党
副委員長

小路正和

自民党
委員

宍倉

自民党
委員

吉本

自民党
委員

松下浩明

自民党
委員

武田正光

自民党
委員

石井宏子

民進党
委員

阿部俊昭

公明党
委員

入江晶子

市民ネット・社民・無所属

随行

所属・職名 氏名 備考
教育次長

神子和夫

 
教育庁財務施設課長

櫻井和明

 
教育庁財務施設課副課長

吉野光好

議事課主幹(併任)

議会事務局議事課主査

田岡千子

 

議会事務局総務課主査

髙橋雅之

 

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 日程表

月日

場所

備考

1月23日

東京駅

 

9時20分

北陸新幹線
かがやき507号

福井駅

12時00分

 

 

福井県教育委員会

14時30分

16時15分

調査

宿舎

 

 

 

1月24日

宿舎

 

 

 

福井県立図書館

9時15分

10時45分

調査

福井駅

 

11時33分

 

東京駅

16時52分

 

北陸新幹線

はくたか566号

 

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よくある質問

お問い合わせ

所属課室:議会事務局議事課委員会班

電話番号:043-223-2518

ファックス番号:043-222-4073

・議員個人あてのメール、ご意見、ご質問はお受けできません。
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