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更新日:平成30(2018)年8月3日

平成25年度文教常任委員会県外調査報告書

 平成25年11月11日

千葉県議会議長


文教常任委員長

本委員会が県外調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。

  1. 用務:文教常任委員会県外調査
  2. 調査先
    (1)愛知県立ひいらぎ養護学校(愛知県半田市)
    (2)岐阜県立可茂特別支援学校(岐阜県美濃加茂市)
    (3)岐阜県立岐阜高等学校(岐阜県岐阜市)
    (4)博物館明治村(愛知県犬山市)
  3. 期間:平成25年11月6日(水曜日)~11月8日(金曜日)
  4. 概要:別添のとおり

調査の概要について

 1愛知県立ひいらぎ養護学校(愛知県半田市)

(1)日時:平成25年11月6日(水曜日)14時20分~16時

(2)調査項目:普通学校との交流及び共同学習について

(3)経過

初めに、ひいらぎ養護学校長から歓迎のあいさつがあり、次に内田委員長から調査協力に対するお礼のあいさつを行った。
次に、委員を2グループに分け、学校内施設等を見学した後、校長より概要説明と調査事項について説明があり、質疑応答を行った。

(4)概要説明

本校は、愛知県内の知多半島および西三河地区の13市町在住の肢体不自由児を対象にした学校で、平成16年に愛知県立半田高等学校定時制跡地に開設され、普通高校(愛知県立半田高等学校)と同一敷地内にあり、今年度で開校10周年を迎える。
学部、中学部、高等部が設置されており、開校時には26学級82名であったが、現在は44学級139名と増えている。
徒の半数はスクールバスで通学しており、残り半数は保護者の送迎をお願いしている。
校の特徴として、同一敷地内の半田高校と隣接する農業高校(愛知県立半田農業高等学校)、それぞれの児童の居住地にある小・中学校と積極的に交流を行っている。
田高校とは、主に4種類の交流(<1>ホームルーム交流、<2>読書交流、<3>文化祭への参加、<4>ふれあいタイム)を行っているが、行事としてだけでなく、お互いの敷地内を通学路にしたり、散策するなど日常的なふれあいもある。

(5)主な質疑応答

問.学校間の交流だけでなく、地域への社会参加などの活動は行っているのか。
答.高等部生徒の卒業後の進路に向け、作業現場等の実習を含め、各児童に合った形の社会参加を行っているが、学校として特定の企業に生徒の受入れを依頼するという形は整っていない。
問.半田高校の授業に参加することはあるのか。
答.以前は半田高校の授業への参加を行っていたが、学習進度に違いがあることから、バランスを取ることが難しいため、現在は行っていない。
問.生徒の就業支援や就職先の開拓などは行っているのか。
答.生徒本人と保護者の希望により、高等部の2年生から実習を行い、希望する企業への就職を進めていく。
障害の程度が重い生徒が増えており、通所施設への進路選択にならざるを得ない生徒も多い。
問.居住地間交流は、年間どの程度の回数を行っているのか。
答.生徒の実態と相手校の状況によって日数は変わってくるが、基本的には学期に1日である。
問.交流による教育的な効果はどうか。
答.半田高校からは「知らず知らずのうちにノーマライゼーションの理念を実現している」、「豊かな人間性の涵養につながっている」と言ってもらっている。
半田高校とは日常的な交流を積み重ねていくというスタンスであり、無理のない交流にしたいと考えている。
問.交流によって、半田高校の生徒が卒業後の進路として養護教諭を目指すこともあるのか。
答.本校の教諭の中に、半田高校卒業生がおり、本校での交流が何らかの形で役に立っているのではないかと思っている。
問.スクールバスで通学している生徒への地域協力等はあるのか。
答.長時間の通学時間になるので、排泄等の問題があるが、基本的にはオムツなどを使用してもらうよう保護者にも理解をしてもらっており、スクールバスを駐めて対応するというところまでは今のところ考えていない。
問.本校の抱えている課題は何か。
答.受け入れられる生徒はすべて受け入れたいと考えているが、予想を超えて生徒が増えており、施設・設備が不足していることである。
問.本校の今後の方向性はどうか。
答.肢体不自由児の教育のセンター化を担って行かなければならないと考えているので、それに向けて、今後も努めて行きたい。

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 2岐阜県立可茂特別支援学校(岐阜県美濃加茂市)

(1)日時:平成25年11月7日(木曜日)9時50分~11時30分

(2)調査項目:特色ある特別支援教育活動について

(3)経過

初めに、可茂特別支援学校長から歓迎のあいさつがあり、次に内田委員長から調査協力に対するお礼のあいさつを行った。
次に、担当教諭から調査事項関する説明があり、委員を3グループに分け、学校内施設等を見学した後、質疑応答を行った。

(4)概要説明

平成23年4月8日に知的障がい者・肢体不自由者・病弱者を受け入れ対象として開校した小学部・中学部・高等部の特別支援学校である。
在、生徒260人のうち、知的障がい者213人、肢体不自由者29人、病弱者18人、職員は総勢164人である。
教育目標は一人一人の子どもの発達や障がいに応じて、もっとも必要で適切な教育活動の創造に努めるとともに、すべての子どもが主体的に力一杯伸びていくため、きめ細かな指導や必要な支援の充実をめざすことを掲げている。
また、視覚情報パネル(校内に設置した大型液晶パネル)を利用して生徒の活動に役立つさまざまな番組を放送している。
事務所内作業学習(にこジョブ)を毎週、地元企業と協力して行い、自信や意欲を育てて行くことを目指している。

(5)主な質疑応答

問.視覚情報パネルの効果はどうか。
答.生徒はパネルをよく見ている。ここに写る情報を見て、自分も上級学年になったらやることなどを学んでいる。また、この画面を見る事によって自閉症の子どもたちが知りたい情報を確認することができ、心の安定にもつながっていると考える。
問.「にこジョブ」のねらい、また回数と事業所の選び方はどうか。
答.大きなねらいは、様々な職種・業種での体験を通して、「働けるんだ」という自信や、「働きたい」という意欲を育むことにある。
に1回、「にこジョブサポーター」に登録されている37事業所の中から本人、保護者の希望や担任の意向、過去の実習先等から、総合的に判断して事業所を決定し、働いている。
問.バス通学の生徒のうち、一番長い通学時間は何分か。
答.バスが運行している時間は90分であるが、どんなに長い子でもバスに乗る時間は1時間以内になるようにしている。
問.防災教育にも力をいれているとのことだが、宿泊の防災訓練の時、看護師はいたのか。
答.看護師は、非常勤であり、勤務形態上の問題で宿泊することはできないため、看護師不在で宿泊の防災訓練を行った。
国が、看護師を特別支援学校に配置してくれることを強く望んでいる。
問.外国人の適応指導員が1名いるが、現状では足りているのか。
答.ポルトガル語圏で10名。タガログ語圏で5名の生徒がいる。非常勤ではあるがポルトガル語の職員は常時1名がいる。タガログ語の職員は近くの高校から週1日や必要な時には来てもらっている。これは、岐阜県の独自の職員の配置によるものである。

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 3阜県立岐阜高等学校(岐阜県岐阜市)

(1)日時:平成25年11月7日(木曜日)13時50分~15時20分

(2)調査項目:特色ある教育理念について

(3)経過

初めに、岐阜県立岐阜高等学校長から歓迎のあいさつがあり、次に内田委員長から調査協力に対するお礼のあいさつを行った。
次に、校長から教育の特色について概要説明があり、学校内施設等を見学した後、質疑応答を行った。

(4)概要説明

全校生徒1,165名(平成25年4月現在)、文武両道の校風を持つ岐阜県一の進学校であり、平成25年度には創立140周年を迎えた。
平成24年度に新校舎が完成し、恵まれた教育環境が整っている。
業と部活動の両立に努める積極的な生徒が多く、授業時間を確保しつつ、部活動等の多様な教育活動の展開が可能であることから、平成14年度から65分授業(1日5限)を実施している。

(5)主な質疑応答

問.65分授業の課題は何か。
答.65分授業は10年以上続けているが、本当に65分授業が有効であるのか議論をしているところである。50分の内容を65分でやっていないか、逆に、無駄を省いて50分の授業で65分の内容が出来ないのかを模索している。
問.この学校で素晴らしい教育をして、関西や首都圏の大学に進学した生徒は岐阜県に戻ってくるのか。
答.基本的には戻ってこない。それは今後の大きな課題である。
問.教員は原則何年で異動になるのか。
答.7年である。しかし、名物教員が必要な場合もあり、生徒にとっても学校にとっても必要であると認めた時は、校長が県に頼んで在籍してもらうこともある。県は、杓子定規に異動は行わない。特色ある教育を行うことはある程度「人」が必要であるので、県は認めてくれている。
問.中学生が浪人をしてまで岐阜高校に入学してくることはあるのか。
答.それはない。岐阜高校に入学できなかった生徒は、ほかの高校に進学し、「大学入試でリベンジを果たすんだ」という気持ちで学んでいるようである。
問.教員も優秀な生徒を相手に日々研さんを積んでいると思うがどうか。
答.今、県では進学校に適した教員、生徒指導に適した教員など、専門性を持つことよりも、オールマイティな教員を必要としている。
そのため、教員も、日々勉強をしなければいけない状態となり、教員は生徒から刺激を受け、研さんを積み、生徒は若い教員の部活動指導で刺激を受けるなど、お互いに切磋琢磨しながら成長しているようである。

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 4物館明治村(愛知県犬山市)

(1)日時:平成25年11月8日(金曜日)9時50分~12時

(2)調査項目:遺跡・文化財の保存管理及び博物館の運営について

(3)経過

初めに、内田委員長から調査協力に関するお礼のあいさつがあり、次に明治村所長から歓迎のあいさつがあった。
けて、所長と係長から調査事項説明があり、質疑応答後、村内を係長の案内で見学した。

(4)概要説明

昭和35年頃に谷口吉郎氏(当時・東京工業大学教授)と土川元夫氏(当時・名古屋鉄道株式会社副社長)が同窓会で「明治時代の素晴らしい建築物がみすみす破壊されてしまうことは実に惜しいことだ」と明治村の構想を話し、名古屋鉄道株式会社が最大の寄附者となり、「明治村」を立ち上げた。
現在は、歴史上・文化芸術上にも価値のある明治時代の建築物を移築復元し、保存するとともに、歴史資料を収集・保存する博物館として運営している。
村内には、建築物として国の重要文化財が10件、愛知県の有形文化財が1件ある。

(5)主な質疑応答

問.県や市から補助金等は出ているのか。
答.かつては、補助金を若干もらっていた時期もあるが、現在はもらっていないが、重要文化財の修理工事に関しては、国と愛知県に補助金申請をしている。
問.入場料収入だけで収支は賄えるのか。
答.現在は年間40万人程度の入場者なので、賄えていない。赤字分は名古屋鉄道で負担している。
問.バリアフリーに関してはどうか。
答.基本は明治時代の建物の移築、復元なので難しいが、徐々にではあるがだれでも建物の中には入ってもらえるように工夫はしている。
問.建物の維持、メンテナンスの際、建築当時の材料を使うのか。
答.基本は当時の材料を使うこととしているが、完全に手に入らないものは代用品の場合もある。その建物の要、象徴の部分は特注して作ってもらう場合もある。
重要文化財に指定されているものは、国から同質、同材で修理するように言われており、難しいところである。

 参加者名簿

《委員》

職名 氏名 会派
委員長

内田悦嗣

自民党
副委員長

斉藤

自民党
委員

阿部紘一

自民党
委員

吉本

自民党
委員

西田三十五

自民党
委員

臼井正一

自民党
委員

矢崎堅太郎

民主党
委員

秋林貴史

公明党
委員

川井友則

みんなの党

《随行》

所属・職名 氏名 備考
教育長 瀧本  
教育庁財務施設課長

加瀬博夫

 
教育庁財務施設課副課長 上田敏彦 議事課主幹(併任)

議会事務局議事課主査

安部香織  

議会事務局政務調査課主査

草野秀夫  

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 日程表

月日

場所

備考

11月6日 東京駅   10時00分 のぞみ221号
名古屋駅 11時41分 13時00分  
愛知県立ひいらぎ養護学校 14時20分 16時00分 調査
宿舎 17時00分    
11月7日 宿舎   9時00分  
岐阜県立可茂特別支援学校 9時50分 11時30分 調査
岐阜県立岐阜高等学校 13時50分 15時20分 調査
宿舎

16時30分

   
11月8日 宿舎   9時00分  
博物館明治村 9時50分 12時00分 調査
名古屋駅 14時00分 15時03分 のぞみ360号
東京駅 16時46分    

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お問い合わせ

所属課室:議会事務局議事課委員会班

電話番号:043-223-2518

ファックス番号:043-222-4073

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