病棟の看護
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5B病棟
病床数
25床 |
主な診療科
腫瘍血液内科では、悪性リンパ腫・白血病・骨髄腫などを対象に、がん薬物療法を中心とした治療を行っています。治療のために入院を繰り返す患者さんが多く、信頼関係を築きながら闘病意欲を支えることが看護師の重要な役割です。
整形外科では、小児を中心とした肉腫の手術とがん薬物療法を行っており、1年近くの入院期間を要します。院内学級の教員を含む多職種と共に、治療しながら入院生活を送る中で心身の成長発達に焦点を当て、情報共有しながらチームでサポートする体制をとっています。
6A病棟
病床数
42床
主な診療科
頭頸科では、喉頭がん、下咽頭がん、口腔がん、甲状腺がん、上・中咽頭がんなどの治療を行っています。早期がんに対しては、放射線療法や低侵襲機能温存手術を行っています。進行がんに対しては抗がん剤と放射線療法を併用した治療、機能温存手術、拡大切除や再建術などを行っています。どの治療法も、治療後のボディイメージの変容をきたすため、患者さん個々の生活背景や年齢を踏まえ、社会復帰出来るよう残存機能の維持、向上を目指したケアの支援を行っています。
整形外科では、主にユーイング肉腫、軟部肉腫に対して手術、がん薬物療法、放射線治療を行っています。早期から機能回復訓練を開始し、年齢、生活背景等個別性を重視した在宅療養支援を行っています。
乳腺外科では、手術療法が中心ですが、術後補助療法も行っています。術後の日常生活支援と、長期にわたるがん薬物療法を安心して続けられるよう、外来診療科との連携も行っています。
6B病棟
病床数
42床・3床(核医学科)
主な診療科
呼吸器外科 |
脳神経外科 |
呼吸器外科・脳神経外科・核医学診療科の病棟です。呼吸器外科は肺がんに対して手術療法を行っています。入院前から手術に向けた呼吸訓練を行い、術後の肺合併症の予防や痛みのコントロールを行いながら、早期に離床が図れるように援助しています。脳神経外科では、脳腫瘍・中枢性リンパ腫などを対象に、集学的治療を行っています。麻痺や意識レベルの低下した患者さんやご家族の意思決定支援を大切にし、安全な療養環境と看護が提供できるように日々取り組んでいます。また、核医学診療科では、専用の放射線治療病室が設けられ、甲状腺がんに対し放射性ヨウ素を使用した内照射治療が行われています。放射線治療に対する専門的知識を習得し、安全に治療が遂行できるように支援しています。
7A病棟
病床数
42床
主な診療科
泌尿器科23床、婦人科19床の病棟です。泌尿器科では前立腺や膀胱、婦人科では子宮や卵巣に対してがんの治療、主に手術や抗がん剤、放射線治療のケアを行っています。若い世代の方も多く精神的なケアや、緩和治療においては他職種と連携を取り症状の緩和ケアに努めています。患者さんが早期に安心して退院できるよう、患者さんと家族の橋渡しとなり他職種と連携して退院支援をしています。
7B病棟・C棟緩和病棟
病床数
28床・25床
主な診療科
がんに伴う痛みや呼吸困難感、不快な症状を和らげる治療を行うと共にホスピスとは異なり、在宅療養への支援を主として担っています。患者さんが住み慣れた場所で希望する療養生活が送れるように、在宅支援チームと協力し訪問診療・訪問看護と連携をとっています。また、患者さんが抱える様々な苦痛に対しては、医師・看護師・看護補助者・栄養士・MSW・ボランティアなどがチームとなり患者さんのQOLの向上に向けて支援しています。この他、ご家族や介護者の慰労を目的としたレスパイト入院、ご家族の心のケアにも力をいれています。音楽療法が週2回開催されており患者さんの生き生きとした笑顔が多く見られています。
8A病棟
病床数
42床
主な診療科
8A病棟は、食道胃腸外科・消化器内科の混合病棟です。食道胃腸外科では、食道・胃・大腸に対する手術療法を主体とした治療を行い、医師や多職種のスタッフと協働して、治療が安全・安楽に受けられることを目標に看護を行っています。クリニカルパスに準じ、手術後は早期の離床をすすめています。また食事や排泄という日常的に欠かすことのできない機能に関わるため、管理栄養士や皮膚・排泄ケア認定看護師との連携を図り、退院後の生活に困らないように支援しています。消化器内科では、主に大腸疾患に対する通院化学療法中の患者さんに対して、緩和ケアチームと連携を取りながら症状コントロールを行い、患者さんが希望される療養先で過ごせるように入退院支援室と連携して支援をしています。
8B病棟
病床数
42床
主な診療科
9A病棟
病床数
39床
主な診療科
9A病棟は、消化器内科・呼吸器内科・形成外科他等39床の混合病棟です。消化器内科は、内視鏡治療や主に抗がん剤治療の患者さんが多く、呼吸器内科は、主に抗がん剤治療や放射線治療の患者さんが入院されます。形成外科は、再建術の手術を受ける患者さんが入院されます。また、がん治療による副作用や苦痛を緩和する「緩和治療」にも力を入れています。緩和ケアチームや入退院支援室と連携しながら、在宅療養に向けた準備を早期から支援できるように、患者さんやご家族の気持ちに寄り添いながら、チーム一丸となって取り組んでいます。