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更新日:平成29(2017)年6月6日

脳神経外科-がん専門研修

研修概要

神経系腫瘍診療医として、機能障害・意識障害を伴った患者さんへの初期対応を修得すると同時に、そのような患者さんの尊厳を保ちつつ、患者さん・ご家族とのコミュニケーションを介して相互の信頼関係を構築できる人間性の確立を目指します。そのうえで、脳腫瘍治療医として、脳腫瘍患者に対する診療の基本的知識と手技を修得し、科学的根拠に基づく診療を行える医師となることが主たる研修目標となります。

実際の研修は個々の研修時期によって異なりますが、基本的には脳神経外科専門医に求められる神経解剖・神経生理・神経学的診断法と、各々の問題に対する解決法について、実際の症例を経験しながら学んでいくことになります。

技術的には、小手術・閉開頭・肉眼的頭蓋内操作・顕微鏡を用いた頭蓋内操作と指導医評価のフィードバックを受けながらスキルアップし、脳神経外科専門医に求められる脳腫瘍手術件数を経験してもらいます。また、脳腫瘍に対する集学的治療を理解するため、放射線治療・化学療法についても基本的知識および手技を修得してもらいます。

研修期間は、短期・中期・長期のいずれかから選択する形になりますが、短期は初期臨床研修、中期は脳神経外科専門取得のための研修、長期は脳腫瘍治療医としての専門的研修を想定しています。研修終了時には指導医側で総括的評価を行います。

研修体制

現在、脳神経外科には4名の脳神経外科専門医(脳神経外科学会評議委員)がおり、うち2名ががん治療認定医です。年間手術件数は150件程度ですが、うち120件程度が開頭腫瘍摘出術であり、千葉県内で最も多く開頭腫瘍摘出術を行っている施設になります。完全紹介性のため、救急患者への対応は尐なく、落ち着いた環境で研修を行うことが可能です。手術日は月・火・木の週3日間で、基本的に全ての手術に参加してもらいます。また、カンファレンスとしては、脳腫瘍カンファレンスを週1回、放射線治療スタッフと合同で行っており、不定期ですが研究局スタッフとニューロオンコロジーカンファレンスも行っています。学術的サポートも積極的に行い、学会などでの発表を推奨しています。

脳神経外科がん専門研修プログラム

一般目標

1.中枢神経系腫瘍の診療に求められる基盤的知識、診断および病期の把握能力、外科治療の選択および遂行能力、集学的治療の知識およびその選択能力を修得する。

2.脳神経外科医として、通常の頭蓋内腫瘍手術を適切に遂行できる技術を修得する。

行動目標

全般的な目標と疾患部位別目標を設ける。目標はA;必須目標、B;努力目標に分け、各目標に対しての評価(研修医および指導医)はa=十分できる、b=できる、c=要努力、d=評価不能、で行う。研修終了時に総括的評価を行う。

目標の設定は研修期間の長さで行う。短期(1~6ヶ月;初期研修、後期レジの一部が該当)、中期(6ヶ月~1年;後期レジの一部、医員が該当)、長期(1年以上;後期レジの一部、がん修練医が該当)

項目

設定目標

短期

中期

長期

A.基本的診療技能

 

 

 

医療面接の基本を身につけ患者およびその家族の苦悩を理解しながら、がん診療に必要な対話と診察ができ、患者の主体性を尊重した診療ができる。

 

 

 

1.医療面接の基本

 

 

 

1)常に患者・家族の身になって考え、医療チームの一員として適切に振舞うことが

できる。

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A

2)患者・家族の話に耳を傾け、理解しようと努めることができる。

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A

A

3)患者・家族が理解できる分かりやすい言葉で話し、理解したことを確認できる。

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A

4)患者・家族の心身の負担を考慮しながら対話をすることができる。

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A

A

5)対話により医療に必要な情報を得ることができる。

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A

A

6)いかなる質問に対しても、親切に優しく適切に答えることができる。

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A

7)患者・家族と心を通わせ、慰めと希望を与えることができる。

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A

8)医療に関連した患者・家族の経済的・社会的負担に配慮できる。

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9)中枢神経系腫瘍患者診療医のあるべき姿を模索し、優れた医師のあり方を見

習うことができる。

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2.中枢神経系腫瘍患者の診療

 

 

 

1)がん患者の訴える症状およびその他の医療情報に基づき、蓋然性の高い診断に到達するための論理的な病歴作成ができる。

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2)病歴を基に、診断と診療方針を設定するために必要な身体診察を行うことができる。

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3)病歴と身体診察に基づき、迅速な診断と診療方針の決定に必要な臨床検査を列挙することができる。

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A

4)臨床検査の結果を勘案して、患者の病態を説明できる。

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A

5)診断と病態に基づいた診療方針を説明できる。

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A

6)患者の判断に必要な情報を提供できる。

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A

A

3.チーム医療

 

 

 

1)中枢神経系腫瘍治療チームを構成するメンバーの役割を正しく理解し、効果的

なチーム医療のあり方を説明できる。

A

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A

2)複数の専門家が連携して行う集学的治療の意義について説明できる。

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A

3)他の医療機関と緊密な連携をすることの重要性を説明できる。

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4.診療記録

 

 

 

1)診療記録の中で、中枢神経系腫瘍診療に重要な記載項目を指摘できる。

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2)診察および検査に基づいて治療効果・副作用を評価し、SOAP形式で経時的に

記載できる。

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A

B.医療倫理、インフォームド・コンセント

 

 

 

中枢神経系腫瘍診療にあたって前提となる医療倫理を理解する。

 

 

 

1.医療に関する倫理原則

 

 

 

1)医の倫理四原則(個人の尊重・無危害・善行・公正)を理解し、説明できる。

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A

2.インフォームド・コンセント

 

 

 

1)インフォームド・コンセントの基本概念を説明できる。

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A

2)病名・病状・予後など患者にとって悪い情報の伝え方を説明できる。

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A

3)患者が診療方針を判断するために必要な情報を抽出できる。

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3.セカンドオピニオン

 

 

 

1)セカンドオピニオンの基本的概念・意義を説明できる。

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4.個人情報

 

 

 

1)プライバシーに配慮した行動ができる。

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2)診療情報管理の原則を説明できる。

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C.診断

 

 

 

各種検査法の原理・意義・適応を理解し、頻度の高いがんに関連した所見を説明

できる。

 

 

 

1.血液・生化学検査

 

 

 

1)中枢神経系腫瘍の診断に有用なタンパク・腫瘍マーカーを列挙できる。

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A

2)中枢神経系腫瘍患者の全身状態を把握して、適切な検査を依頼できる。

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3)全身麻酔を安全に施行するための検査を理解し、その評価ができる。

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A

4)ホルモン負荷検査の適応を理解し、安全に施行できる。

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2.画像診断

 

 

 

1)MRI/CT上の頭蓋内腫瘍による直接的所見および間接的所見を理解し診断でき

る。

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A

2)MRI/CT所見から緊急的処置の必要性の有無を正確に評価できる。

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3)MRI/CT所見から候補疾患および鑑別すべき非腫瘍性病変を列挙できる。

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A

4)MRI/CT所見から術前に必要とされる機能画像評価法を列挙できる。

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5)機能的MRIの原理を理解し、運動中枢の同定ができる。

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6)トラクトグラフィーの原理を理解し、錐体路の描出ができる。

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A

7)術前シミュレーションソフトを自由に扱え、手術アプローチおよび開頭範囲の特

定ができる。

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B

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8)PET検査の原理とトレーサー別の適応を理解し、説明ができる。

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3.脳血管撮影検査

 

 

 

1)脳血管撮影の適応を理解でき、読影ができる。

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2)脳血管撮影の手技を理解し、安全に施行できる。

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A

3)脳血管撮影検査の合併症とその予防法について説明ができる。

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4.髄液検査

 

 

 

1)髄液検査の原理・適応を概説できる。

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2)髄液の採取部位による性状の相違を説明できる。

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A

3)髄液検査の結果を正確に評価し、それに基づいた治療計画の作成を行える。

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4)腰椎穿刺に伴う合併症とその予防法について説明できる。

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5)腰椎穿刺による髄液採取を安全に行える。

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D.病理診断

 

 

 

1)摘出標本を診断に適した状態で提出できる。

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2)術中迅速病理診断の適応を理解している。

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A

3)WHOの病理診断分類を理解している。

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A

4)WHOの悪性度分類を理解している。

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A

5)代表的な中枢神経系腫瘍に対する治療法と予後について概説できる。

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A

6)遺伝子診断の適応を理解し、同意取得の必要性について説明が行える。

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B

A

E.治療

 

 

 

1.標準的治療の概念

 

 

 

標準的治療の概念について理解できる。

 

 

 

1)標準的治療法の概念を説明できる。

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2.肉眼的手術手技

 

 

 

1)仰臥位・半側臥位・側臥位・腹臥位での患者固定を安全に行える。

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A

2)頭蓋固定具を用い、安全に頭部の固定ができる。

A

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3)ナビゲーションの設定を行うことができる。

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4)頭皮における脳神経および血管の走行を理解し安全な皮膚切開が行える。

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A

5)止血操作が確実に行える。

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A

6)クラニオトームを安全に使用でき、正確な開頭が行える。

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A

A

7)静脈洞からの出血に対し適切に処置ができる。

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B

A

8)副鼻腔・側頭骨などの開放に際し適切な処置を行い感染の防御が確実にできる

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B

A

9)脳実質を傷つけずに硬膜の切開が行える。

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A

10)糸結びが確実に行える。

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A

11)硬膜の縫合を確実に行い、硬膜形成の適応を理解し必要に応じて確実に施行できる

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12)頭蓋形成が確実に行える。

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A

13)穿頭術により、脳室の前角穿刺・後角穿刺が確実に行える。

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14)オンマヤリザーバーの構造を理解し、確実に設置できる。

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A

3.顕微鏡手術手技

 

 

 

1)顕微鏡の操作(ズーム/フォーカス/微移動など)を片足で確実に行える。

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2)顕微鏡視野内で吸引管・双極電気メス鑷子を安定して操作できる。

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3)クモ膜の切開を安全に行える。

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A

4)脳表動静脈からの出血に対し確実な止血操作ができる。

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5)脳溝の剥離を行える。

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6)脳実質からの出血に対し確実な止血操作ができる。

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A

7)転移性脳腫瘍の腫瘍境界を同定でき、正常脳からの剥離を行える。

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8)原発性脳腫瘍の腫瘍境界を同定でき、正常脳からの剥離を行える。

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4.術後管理

 

 

 

1)一般的な術後管理を理解し実践できる。

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2)意識障害のある症例においても他覚所見から緊急的処置の必要性について評価できる。

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3)髄液ドレナージの管理ができる。

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4)けいれんの予防法や対処法を熟知し、適切な対応を行える。

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5)クリニカルパスに準じた管理ができる。

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6)リハビリテーションの適応と目的を理解できる。

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5.放射線治療

 

 

 

1)放射線治療の原理を理解し、その効果と副作用について的確に説明できる

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2)定位的放射線治療の適応を理解できる

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3)γ-knife、cyber-knife、リニアック-knifeそれぞれの特徴と適性を理解し、症例に応じて選択ができる

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4)IMRTの原理を理解し、その適応を評価できる。

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5)頭蓋内において放射線に脆弱な構造物を理解し、それを避けた標的設定ができる。

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6)放射線による早期有害事象に対し適切な対応が可能である。

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7)放射線による晩期有害事象を理解し、適切に診断および説明が行える。

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6.化学療法

 

 

 

a.がん薬物療法総論

 

 

 

1)中枢神経系腫瘍薬物療法の目的について説明できる。

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2)抗悪性腫瘍薬を投与する際に考慮すべき患者の状態を列挙できる。

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3)多剤併用化学療法の原理について概説できる。

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4)抗悪性腫瘍薬耐性について概説できる。

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b.抗がん化学療法

 

 

 

1)代表的な化学療法について、種類、作用機序、適応となる代表的疾患、薬剤投

与法、副作用を概説できる。

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c.髄注化学療法

 

 

 

1)髄注化学療法の概念を説明できる。

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2)髄注化学療法の適応となる疾患について説明できる。

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3)髄腔内に投与できる抗癌剤を列挙し、その副作用について説明できる。

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d.抗悪性腫瘍薬の副作用

 

 

 

(1)骨髄抑制

 

 

 

1)抗悪性腫瘍薬の投与に伴う白血球減尐、血小板減尐、貧血の機序及びその対処法を概説できる。

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(2)感染症

 

 

 

1)抗悪性腫瘍薬の投与に伴う感染症とその治療について概説できる

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2)標準的感染予防策(スタンダード・プレコーション)を説明できる。

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(3)消化器障害

 

 

 

1)抗悪性腫瘍薬の投与に伴う消化器障害とその治療について概説できる。

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(4)口内炎・粘膜炎

 

 

 

1)抗悪性腫瘍薬の投与に伴う口内炎・粘膜炎の予防とその治療について概説できる。

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(5)皮膚障害

 

 

 

1)皮膚障害を来たしやすい代表的な抗悪性腫瘍薬を列挙できる。

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2)血管外漏出により組織障害を生じる抗悪性腫瘍薬を列挙し、投与時の注意点を概説できる。

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(6)脱毛

 

 

 

1)脱毛を来たし易い抗悪性腫瘍薬を列挙できる。

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(7)神経障害

 

 

 

1)末梢神経障害を来たし易い抗悪性腫瘍薬を列挙できる。

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2)末梢神経伝達速度の測定の意義を説明でき、その結果の評価ができる。

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(8)その他の臓器障害

 

 

 

1)心臓・肝臓・腎臓・肺などの臓器障害を来たす悪性腫瘍薬を列挙できる。

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2)抗悪性腫瘍薬による二次発がん、成長障害、不妊などの晩期障害について概

説できる。

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7.InterventionalRadiology(IVR)

 

 

 

中枢神経系腫瘍治療におけるIVR療法の概念、その適応および限界を理解する

 

 

 

1)髄膜腫に対する栄養血管塞栓術の長所・短所・合併症を概説できる。

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2)BalloonMATASテストの概念を理解し、その適応を説明できる。

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3)脳血管内治療の助手となる。

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5.集学的治療

 

 

 

集学的治療の概念を理解する。

 

 

 

1)いわゆる「集学的治療」という用語が二つの意味で使われることがあることを説

明できる。(Multidisciplinary、及びMultimodal)

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2)手術と薬物療法を組み合わせた治療の具体例を示すことができる。

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3)放射線療法と薬物療法を組み合わせた治療の具体例を示すことができる。

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4)手術と放射線療法を組み合わせた治療の具体例を示すことができる。

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5)複数の専門家が連携して行うチーム医療の意義について説明できる。

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6.治療の継続と中止

 

 

 

抗悪性腫瘍薬の投与の効果と毒性の評価について概説できる。

 

 

 

1)治療の継続・変更・中止の判断の指標となる項目を列挙できる。

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2)毒性についてその種類・程度が説明できる。

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F.腫瘍関連緊急対策

 

 

 

中枢神経系腫瘍治療に伴って現れる緊急処置が必要な病態を挙げ、対処方法を

概説できる。

 

 

 

1)がんに起因する緊急処置が必要な代表的な病態、上大静脈症候群、気道狭

窄、心タンポナーデ、尿路閉塞、急性腹症、脊髄圧迫、脳圧亢進、電解質異常など

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2)がんの治療に伴う緊急事態が列挙できる。

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3)代表的な病態について、成因、診断、治療を概説できる。

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G.腫瘍随伴症候群

 

 

 

腫瘍に随伴しておこる精神・身体的な異常のメカニズムを理解し、それらの診断と

治療について概説できる。

 

 

 

1)腫瘍随伴症候群を定義できる。

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2)代表的な病態を例示し、症候、診断、治療を概説できる。

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H.緩和医療

 

 

 

がんに関連する疼痛をはじめとする身体症状、精神症状に対する緩和医療のあり方について概説できる

 

 

 

1.緩和医療の基本原則

 

 

 

1)緩和医療を定義できる。

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2)死と向き合う患者とその家族の心を理解し、支援することができる。

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3)患者の尊厳と生命の質(QOL)を尊重した治療のあり方を説明できる。

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4)患者の身体的・精神的・社会的苦痛に配慮し、緩和を目的としたチーム医療に協力できる。

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2.がん性疼痛

 

 

 

1)がん性疼痛の種類と病態について説明できる。

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2)WHO方式がん疼痛治療法を説明できる。

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3)鎮痛薬の種類・投与法・代表的な副作用とその対策を概説できる。

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3.疼痛以外の身体症状

 

 

 

1)進行期のがん患者にみられる身体症状(食欲不振、悪液質、呼吸困難感、倦怠

感、浮腫、腹部膨満感など)を列挙して病態を概説できる。

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4.がん患者の精神症状とその対応

 

 

 

1)がん告知に伴う精神・心理的な反応を段階を追って説明できる。

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2)がん患者にみられる精神症状(不安・抑うつ・せん妄・適応障害・不眠等)を概説できる。

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I.Evidence-basedMedicine(EBM)と臨床試験

 

 

 

新しい診断・治療法の確立に向けての臨床試験及びEBMの概念と重要性を理解する。

 

 

 

1.EBM

 

 

 

1)EBMについて説明できる。

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2)エビデンスのレベルについて概説できる。

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3)エビデンスのある医療情報を検索することができる。

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2.研究倫理

 

 

 

1)研究倫理の基本的な考え方を概説できる。

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2)ヘルシンキ宣言の成り立ちと内容を概説できる。

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3)日常診療と臨床試験の違いを概説できる。

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3.臨床試験

 

 

 

1)臨床試験の意義・定義を述べることができる。

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2)臨床試験の各相の目的を概説できる。

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3)プライマリーエンドポイント、セカンダリーエンドポイントの意味を概説できる。

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4)学会(地方会)や研究会で症例報告を行い、論文作成を行う。

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5)全国レベルの学会で臨床研究の発表を行い、論文作成を行う。

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J.安全管理

 

 

 

がん医療にあたって必要な安全性の確保・危機管理の考え方を理解する。

 

 

 

1)安全性の確保と危機管理の基本的な考え方を概説できる。

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2)がん医療に伴う医療事故の事例を挙げ、その発生要因を考察できる。

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3)医療事故の予防と事故発生時の対応について、概説できる。

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