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イベント・活動

患者サロン/にとな文庫/ピア・サポーター

サロン開催の様子 (2022年4月21日)

患者サロン/にとな文庫には、がんに関する本や闘病記、料理の本、まったく関係のない本までいろいろ置いてあります。優しい図書館司書さんもいます。いつもきれいな音楽が流れています。椅子と丸いテーブルがあります。病院にいらっしゃった方が自由に座って良い場所です。検査や診察までの待ち時間や化学療法治療中のご家族を待っている方、調べ物をしている方など様々です。
私たちピアサポーターはそこの一角にある小部屋にいます。ピアサポーターのがんの種類はいろいろです。多くの経験をしています。つらいお気持ちや不安なお気持ち、困ったことがありましたら、一緒にお話ししましょう。少し心が楽になるかもしれません。少しは私たちがお役に立てるかもしれません。ぜひお声をかけてください。

サロン開催の様子(2022年5月11日)

患者サロン/にとな文庫内での患者サロンは2021年7月に10名の患者サロン世話役(全員が千葉県ピアサポーター養成研修の修了生)でスタートしました。

おおよそ10ヶ月が経ち、利用される患者さんも増えつつあります。

4月からは新たに院内患者サロン、婦人科サロンの世話役(現在複数名で集まるサロンは開催していません)が増えて12名体制になりました。それによりがん種も増え、更に多くの私たちの体験を活かせるようになりました。

患者サロン/にとな文庫内の小さな面談室で、患者さんやご家族の方と病気、治療、看病、お仕事、日々の生活でのストレスなど色々なことをお話しします。また私たちの経験について質問される方もたくさんいます。世話役のがん種や体験はカレンダーにシフトとして張り出してあります。「このがん種の方とお話ししたい」と日程を選ぶ方も少なくありません。私たちは全員千葉県の研修を修了したピアサポーターなので守秘義務を守り、お部屋で話されたことを口外しません。そういった点からも患者さんとご家族が利用しやすいのかなと思います。

最近のご利用では、「初期のがんで手術をしたんだけど不安が消えない」「家族ががんで支えてあげたいが細かいことを教えてくれないのでただただ心配で仕方がない」「ご家族が抗がん剤治療中で時間がありその間に色々お話を聞きたい」「乳がん治療後の乳房再建について教えてほしい」「病気の話をしようとしたが結局趣味の話でとても盛り上がった」「検査後の診察まで時間が余っていておしゃべりしたい」などなど利用される方も環境も本当に人ぞれぞれです。

世話役の私たちも同じがん体験者として、少しでも利用される方の助けになるよう、気持ちに寄り添えるようにと日々頑張っています。お気軽にいらしてください。

世話役Y