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更新日:平成30(2018)年1月15日

研究所長挨拶

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所長ご挨拶

永瀬浩喜

千葉県がんセンター研究所
所長:永瀬 浩喜

  千葉県がんセンターは、千葉県におけるがん対策の中核的役割を果たすことを目的として昭和47年に開設され、研究所も研究局として開設当初より県内における唯一のがん専門試験研究機関として併設されています。センターは、現在45年目を迎え、がんを専門とする最先端の診療部門と研究機関である研究所を併設する地域型のコンプリヘンシブキャンサーセンター(総合がんセンター)として、地域のがん医療およびがん行政に貢献してきました。平成25年4月より千葉県がんセンター研究局は、千葉県がんセンター研究所に名称を変更しています。研究局としての40年間に、崎山樹名誉センター長、中川原章元病院長をはじめ歴代の高名な研究局長によって素晴らしい発展を遂げて参りました。

 平成29年には第3期がん対策推進基本計画が策定予定であり、「がん予防」、「がん医療の充実」、「がんとの共生」を3つの柱として設定しています。この計画を念頭に、科学的根拠に基づくがん予防、検診、化学予防、個人に最適化されたがん医療を実現するゲノム創薬やがんゲノム医療にも重点的に力を入れ、診断法、創薬、予防法、疫学の研究、そしてがん登録事業と、がんの克服、さらにがんを知ってもらうことで個々人の生活や人生の質の向上といったがんとの共生をも目指し、医療研究開発・啓発活動を行っています。また、千葉大学大学院医学薬学府の連携大学院として、研究のみならず、教育にも力を入れています。われわれは、地域のがん患者の遺伝子情報を明らかにし、臨床への橋渡し研究やがん創薬研究の充実を図ることで、「がんをなおす」「がんを早くみつける」「がんにならない」ための研究に邁進し、成果をひろく県民に提供します。さらに、日本の玄関である成田国際空港を擁する千葉にとって世界中の国々に発信できる国際的がん研究・がん臨床のセンターを創出することは極めて重要であり、内外に認められる研究所へと発展するよう精進していきます。

 今後も、国際的研究成果を出し、地域がん行政へ貢献し、研究者を育成し、がんの教育啓発活動にも参加することで広く地域に根差した研究所として発展するよう精進いたします。引き続き県民の皆様から、ご支援がいただけますようよろしくお願い申し上げます。

永瀬浩喜