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更新日:平成30(2018)年9月26日

平成29年度千葉県がんセンター病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

 年齢階級別退院患者数 ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - 55 57 145 460 818 1986 2192 528 27
当センターの患者さんの年齢構成は、がん専門病院のため、がんになりやすい60歳代から70歳代の方が多いという特徴があります。
なお、患者数が10人に満たない場合は、ハイフン(-)を入力しています。

 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) ファイルをダウンロード

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070041xx99x0xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術・処置等2なし 54 4.35 8.03 3.70 61.69  
070040xx99x0xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2なし 47 2.79 12.63 2.13 61.57  
070041xx01x0xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術 手術・処置等2なし 36 14.61 19.70 0.00 66.67  
080007xx97xxxx 皮膚の良性新生物 その他の手術あり 27 5.37 6.09 0.00 57.07  
070010xx99xxxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 手術なし 25 2.12 5.51 0.00 44.28  
当センターの整形外科は骨・軟部組織に発生した腫瘍の診療を担当しています。骨・軟部腫瘍は比較的まれで、取り扱う医療機関が少ないため、紹介率が高いのが特徴です。
診断群分類(DPCコード)別の上位5位の治療内容は上から軟部組織の悪性腫瘍に対する検査・症状の緩和など、骨の悪性腫瘍に対する検査・症状の緩和など、軟部組織の悪性腫瘍に対する手術、皮膚・皮下の良性腫瘍に対する手術、骨軟部の良性腫瘍に対する検査・症状の緩和など、です。

形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 19 9.58 5.96 0.00 52.53  
070520xx97xxxx リンパ節、リンパ管の疾患 手術あり 12 9.00 9.71 0.00 57.67  
090010xx05xxxx 乳房の悪性腫瘍 組織拡張器による再建手術(一連につき) 乳房(再建手術)の場合等 - - 8.02 - -  
070570xx010xxx 瘢痕拘縮 瘢痕拘縮形成手術 手術・処置等1なし - - 5.93 - -  
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2なし - - 10.15 - -  
当センターの形成外科はがんの治療にともなって変形してしまったり、失ってしまった組織を再び取り戻すべく、治療を行っています。また、他院で治療後の方も積極的に受け入れています。当科では純粋な美容外科の治療は行っていませんが、美容外科の手技も用いて手術を行っています。
診断群分類(DPCコード)別の上位5位の治療内容は上から乳がんに対する切除術以外の手術(輸血を含む)、リンパ浮腫に対する手術、乳房切除後の再建手術のうち人工乳房や組織拡張器を用いるもの、瘢痕拘縮(いわゆる「ひきつれ」)に対する手術、乳がんに対する切除術のうち腋窩リンパ節郭清をともなわないもの、です。乳がんに対する切除術が含まれていますが、これは乳腺外科と形成外科が協力して、切除術と再建術を同時に行っているからです。
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脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010010xx99000x 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 25 10.48 11.14 0.00 61.60  
010010xx01x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 21 16.71 21.61 0.00 58.38  
010010xx99030x 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし 16 20.06 9.59 6.25 68.13  
010010xx01x3xx 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等23あり 15 53.27 49.40 13.33 63.20  
010010xx97x6xx 脳腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等26あり - - 40.28 - -  
当センターの脳神経外科は悪性脳腫瘍に特化した治療を行っています。悪性脳腫瘍は手術だけでは治癒しないため、手術・化学療法・放射線治療などをあわせた集学的治療が必要になります。
診断群分類(DPCコード)別の上位5位はいずれも脳腫瘍に対するもので、治療内容は上から検査・症状の緩和など、手術、放射線治療、手術+放射線治療、切除術以外の手術(輸血を含む)+メトトレキサート(商品名メソトレキセート)による化学療法、です。
なお、患者数が10人に満たない場合は、ハイフン(-)を入力しています。

呼吸器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 179 13.84 12.35 1.68 67.81  
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 18 5.00 11.99 0.00 62.61  
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 16 12.38 14.60 0.00 72.06  
040040xx97x4xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等24あり 13 19.15 24.98 7.69 70.38  
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 13 2.38 3.59 0.00 74.85  
当センターでは呼吸器外科と呼吸器内科が協力して、肺がんや縦隔腫瘍、胸膜中皮腫等に対する積極的な治療に取り組んでいます。呼吸器外科では主に手術を担当しています。
診断群分類(DPCコード)別の上位5位はいずれも肺がんに対するもので、治療内容は上から手術、化学療法、検査・症状の緩和など、手術+化学療法、気管支ファイバー等を用いた検査、です。

頭頸部外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 81 13.70 37.90 0.00 62.60  
03001xxx99x00x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 29 16.03 12.60 13.79 68.07  
03001xxx97x00x 頭頸部悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 28 11.61 9.88 3.57 68.36  
100020xx01x0xx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等2なし 28 13.64 9.20 0.00 59.32  
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 17 15.59 13.70 0.00 67.00  
一般的に頭頸部外科(頭頸科)で取り扱う腫瘍は、頭から頸部にかけて発生するもののうち、脳神経外科が担当する脳と脊髄、眼科が担当する眼球を除いた、耳鼻咽喉科領域に発生するものになります。頭頸部は発声や嚥下といった日常生活を営む上で重要な機能に関わっているため、治療にはその機能や見た目も十分に考慮される必要があります。
診断群分類(DPCコード)別の上位5位の治療内容は上から頭頸部がんに対する放射線治療+化学療法、頭頸部がんに対する検査・症状の緩和など、頭頸部がんに対する切除術以外の手術(輸血を含む)、甲状腺がんに対する手術、頭頸部がんに対する手術、です。

放射線治療科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx97x00x 前立腺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 44 2.00 6.18 0.00 69.45  
100020xx99x2xx 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 19 4.00 6.51 0.00 55.16  
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし - - 11.44 - -  
010020x199x0xx くも膜下出血、破裂脳動脈瘤(JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2なし - - 14.72 - -  
100020xx99x5xx 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり - - 8.70 - -  
当センターには放射線診療を行う中央部門として放射線治療部、核医学診療部、画像診断部があります。放射線治療部では各種がんに対する放射線治療を行い、核医学診療部ではPET/CTによる検査や放射性ヨウ素を使用した内用療法を行い、画像診断部ではCTやMRIなどの画像検査や画像検査機器を用いた治療を行っています。
診断群分類(DPCコード)別の上位5位の治療内容は上から前立腺がん対する切除術以外の手術(輸血を含む)、甲状腺がんに対する放射性ヨウ素内用療法、肝臓がんに対する切除術以外の手術、くも膜下出血に対する検査・症状の緩和など、甲状腺がんに対する放射性ヨウ素内用療法実施にあたっての甲状腺刺激薬剤の利用、です。放射線治療部では前立腺がんの放射線治療を行うのに必要な金属(金マーカー)を埋め込む手術を行うために、核医学診療部では放射性ヨウ素内用療法を行うために、画像診断部では肝臓がんの血管塞栓術を行うために、入院による治療を行っています。表中にくも膜下出血の診断群分類が含まれていますが、これは当院に通院中の患者さんが体調不良により緊急で受診、入院加療を行っているためで、脳卒中の専門的な治療が必要な場合は速やかに他院へ紹介しています。
なお、患者数が10人に満たない場合は、ハイフン(-)を入力しています。

食道・胃腸外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 58 14.66 17.27 0.00 64.47  
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 57 14.39 15.61 0.00 69.51  
060040xx02x00x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 肛門悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 34 15.26 17.49 0.00 65.50  
060035xx0101xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 24 33.25 30.71 4.17 66.25  
060020xx01x0xx 胃の悪性腫瘍 胃全摘術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 19 15.89 20.09 5.26 68.58  
当センターの消化器外科は近年の消化器外科治療の高度専門化にともなって、2016年度より食道・胃腸外科と肝臓・胆のう・膵臓外科に分かれました。食道・胃腸外科では食道、胃、十二指腸、小腸、大腸にいたる消化管の外科的治療を担当しています。
診断群分類(DPCコード)別の上位5位の治療内容は上から胃がんに対する胃切除術、結腸(盲腸からS状結腸)がんに対する手術、直腸がんに対する手術、結腸がんに対する手術に加えて入院中に中心静脈注射や人工呼吸器を使用したもの、胃がんに対する胃全摘出術、です。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 186 10.43 12.92 0.00 66.30  
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 105 9.56 7.31 0.00 70.49  
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし 59 6.31 11.31 0.00 63.03  
110060xx99x20x 腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし 28 8.50 11.29 3.57 66.57  
110070xx97x00x 膀胱腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 17 9.06 8.69 0.00 68.06  
当センターの泌尿器科は尿路悪性腫瘍・男性器悪性腫瘍の内科的・外科的治療を行っています。前立腺がんや膀胱がんに対しては地域連携クリティカルパスを用いて、近隣医療機関との連携を進めています。
診断群分類(DPCコード)別の上位5位の治療内容は上から前立腺がん対する手術、膀胱がんに対する内視鏡的手術、膀胱がんに対する化学療法、腎盂・尿管がんに対する化学療法、膀胱がんに対する切除術以外の手術(輸血を含む)、です。

婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 50 12.18 12.94 0.00 55.08  
12002xxx99x30x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし 20 36.75 20.10 0.00 56.80  
120010xx01x0xx 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)等 手術・処置等2なし 19 12.11 13.44 0.00 56.79  
12002xxx99x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 15 8.33 9.46 20.00 53.60  
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 12 4.58 4.98 0.00 60.58  
当センターの婦人科は子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん、外陰がん・膣がんなどの治療を行っています。どの治療の患者さんに対しても、診療ガイドラインにのっとり、集学的な治療を行っています。婦人科良性腫瘍については腹腔鏡下手術を行っています。2017年度では婦人科がんの手術は開腹にて実施しています。
診断群分類(DPCコード)別の上位5位の治療内容は上から子宮頸がん・子宮体がんに対する手術、子宮頸がん・子宮体がんに対する化学療法+放射線治療、卵巣がんに対する手術、子宮頸がん・子宮体がんに対する検査・症状の緩和など、子宮頸がん・子宮体がんに対する化学療法、です。

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 65 4.94 11.99 0.00 69.20  
040040xx9908xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等28あり 58 4.09 11.75 0.00 63.90  
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 38 20.50 14.60 5.26 67.89  
040040xx9906xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等26あり 16 15.88 18.31 0.00 71.13  
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 16 4.13 3.59 0.00 72.06  
当センターでは呼吸器外科と呼吸器内科が協力して、肺がんや縦隔腫瘍、胸膜中皮腫等に対する積極的な治療に取り組んでいます。呼吸器内科では主に気管支鏡による検査や化学療法を担当しています。
診断群分類(DPCコード)別の上位5位はいずれも肺がんに対するもので、治療内容は上から化学療法、ペメトレキセド(商品名アリムタ)による化学療法、検査・症状の緩和など、ゲフィチニブ(商品名イレッサ)・アファチニブ(商品名ジオトリフ)・エルロチニブ(商品名タルセバ)いずれかによる化学療法、気管支ファイバー等を用いた肺の検査、です。

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし 202 7.36 8.73 0.00 72.32  
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 127 8.25 9.69 0.00 70.49  
06007xxx99000x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 103 8.64 9.83 2.91 67.19  
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 86 8.43 10.61 0.00 72.63  
060010xx02x00x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 内視鏡的食道粘膜切除術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 78 7.33 9.52 0.00 73.24  
当センターの消化器内科は消化管(食道・胃・小腸・大腸)と肝胆膵の悪性腫瘍の診断と治療を担当しています。十分な検査を行って切除が可能と判断されれば食道・胃腸外科もしくは肝臓・胆のう・膵臓外科で手術となりますが、切除が出来ないと判断された場合は当科で化学療法などの内科的治療を行います。また、食道・胃・大腸のポリープや早期のがんについては、内視鏡で腫瘍を切除する治療を行っています。
診断群分類(DPCコード)別の上位5位の治療内容は上から胃がんに対する内視鏡的手術、食道がんに対する化学療法、膵臓腫瘍・脾臓腫瘍に対する検査・症状の緩和など、胆管炎・胆管結石に対する内視鏡的手術、食道がんに対する内視鏡的手術、です。

肝臓・胆のう・膵臓外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060050xx02x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等 手術・処置等2なし 23 15.74 15.47 0.00 71.65  
06007xxx0100xx 膵臓、脾臓の腫瘍 膵頭部腫瘍切除術 血行再建を伴う腫瘍切除術の場合等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 22 19.23 24.37 4.55 71.91  
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし 18 8.72 11.44 0.00 74.83  
06007xxx97x00x 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 13 26.62 14.08 7.69 71.00  
06007xxx01010x 膵臓、脾臓の腫瘍 膵頭部腫瘍切除術 血行再建を伴う腫瘍切除術の場合等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 定義副傷病なし 10 31.30 30.43 10.00 71.30  
当センターの消化器外科は近年の消化器外科治療の高度専門化にともなって、2016年度より食道・胃腸外科と肝臓・胆のう・膵臓外科に分かれました。肝臓・胆のう・膵臓外科では肝臓、胆管、胆のう、膵臓の外科的治療を担当しています。
診断群分類(DPCコード)別の上位5位の治療内容は上から肝がんに対する1区域以下の切除術、膵臓腫瘍・脾臓腫瘍に対する手術、肝がんに対する切除術以外の手術(輸血を含む)、膵臓腫瘍・脾臓腫瘍に対する切除術以外の手術(輸血を含む)、膵臓腫瘍・脾臓腫瘍に対する手術に加えて入院中に中心静脈注射や人工呼吸器を使用したもの、です。

乳腺外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2なし 84 8.87 10.15 0.00 61.93  
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2なし 83 6.10 6.37 0.00 58.24  
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2なし 66 11.00 11.45 0.00 60.00  
090010xx99x00x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 31 11.26 9.58 3.23 65.06  
090010xx99x30x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし - - 8.86 - -  
当センターの乳腺外科は受診当日にマンモグラフィー・超音波検査・針生検などを実施して、即日診断に努めています。また、外科治療では術中にセンチネルリンパ節生検を行い、郭清範囲を最小限にできるよう努めています。2013年度からは形成外科が新設され、乳房切除術と同時に乳房再建術が可能となりました。
診断群分類(DPCコード)別の上位5位はいずれも乳がんに対する治療で、上位3位はすべて手術をあらわしていますが、切除範囲と腋窩リンパ節郭清の有無で異なっています。内容は上から腋窩リンパ節郭清をともなわない切除術、腋窩リンパ節郭清をともなわない部分切除術、腋窩リンパ節郭清をともなう部分切除および切除術、検査・症状の緩和など、化学療法、です。
なお、患者数が10人に満たない場合は、ハイフン(-)を入力しています。

腫瘍・血液内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 116 9.63 16.48 0.00 66.59  
130030xx99x30x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし 60 9.42 17.04 0.00 66.13  
130030xx97x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等23あり 31 16.71 34.49 0.00 59.58  
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 26 24.23 33.42 0.00 64.50  
130030xx99x50x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等25あり 定義副傷病なし 18 15.94 13.89 0.00 70.33  
当センターの腫瘍・血液内科は造血器腫瘍と呼ばれる悪性リンパ腫や白血病に対する化学療法や、抗がん剤がよく効く固形がんに対する化学療法を外科系の診療科と協力して行っています。最近のがんに対する化学療法は、入院治療から通院治療へとシフトしています。
診断群分類(DPCコード)別の上位5位はいずれも悪性リンパ腫に対する化学療法をあらわしていますが、使用している薬剤と同時に行っている治療の有無によって異なっています。内容は上からリツキシマブ(薬剤名リツキサン)を用いた化学療法、薬剤の指定がない化学療法、薬剤の指定がない化学療法+輸血などの処置を実施したもの、リツキシマブを用いた化学療法+輸血などの処置を実施したもの、ベンダムスチン(薬剤名トレアキシン)を用いた化学療法、です。

 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数 ファイルをダウンロード

区分 初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 277 32 31 41 - 65 1 7
大腸癌 86 44 41 38 - 84 1 7
乳癌 109 88 30 - - 61 1 7
肺癌 111 24 71 100 26 153 1 7
肝癌 - - - - - 45 1 7
がんの種類によっても異なりますが、病期分類(Stage)は原発腫瘍の広がり、リンパ節への転移の有無、他の臓器への転移の有無の3つの要素から決定され、早期のがんであるStageIから進行したがんであるStageIVに分類されます。通常、治療方針の決定をするために病期分類を行っていますが、中には手術で取ってきた腫瘍を検査してはじめてがんと判明するものがあります。Stageが不明となっているものがあるのはそのためです。当センターはがんの専門病院として、早期がんから進行したがんに至るまで、あらゆるステージのがん治療に対応しています。
版数とは病期分類の基準となっているUICC TNM分類の版数となります。平成29年度は第7版を使用していましたが、平成30年10月時点では第8版が最新のものとなります。
なお、患者数は延数です。同じ患者さんが複数回入院した場合は、入院ごとに1人と集計しています。また、患者数が10人に満たない場合は、ハイフン(-)を入力しています。

 成人市中肺炎の重症度別患者数等 ファイルをダウンロード

区分 患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 20 12.65 72.65
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
肺炎の重症度は患者さんの年齢、脱水の有無、呼吸状態、意識障害の有無、血圧等の要素によって決定されます。
当センターはがん専門病院のため、肺炎の治療を行うのは当センターに通院中の患者さんで、がんの専門的なケアがあわせて必要な方に限られます。そのため、総合病院などに比べると、患者数は少なくなります。
なお、患者数が10人に満たない場合は、ハイフン(-)を入力しています。

 脳梗塞の患者数等 ファイルをダウンロード

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 11 18.82 66.00 0.00
その他 - - - -
当センターはがん専門病院のため、脳卒中に対する専門的な治療が必要な患者さんについては、他院へ紹介することとなります。そのため、総合病院などに比べると、患者数は少なくなります。
なお、患者数が10人に満たない場合は、ハイフン(-)を入力しています。

 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) ファイルをダウンロード

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術 肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹 48 0.94 4.23 0.00 55.69  
K0311 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術 肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹 38 1.61 12.79 0.00 65.11  
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 18 2.11 36.11 5.56 38.33  
K0531 骨悪性腫瘍手術 肩甲骨、上腕、大腿 11 4.64 25.55 9.09 69.64  
K136 脊椎、骨盤悪性腫瘍手術 10 2.30 34.40 30.00 60.60  
当センターの整形外科で実施する手術の多くは良性・悪性腫瘍に対する切除術になります。
主要手術別患者数の上位2位はどちらも軟部腫瘍に対する切除術です。両者の違いは腫瘍が良性か悪性かによってですが、両者で術式が変わってくるため、在院日数に違いがあらわれています。また、主要手術別患者数の4位と5位は悪性骨腫瘍に対する切除術です。
主要手術別患者数の3位は抗がん剤を投与するためのカテーテルを設置するための手術になります。悪性骨・軟部腫瘍に対する抗がん剤の治療は長期間に及ぶため、点滴の苦痛が少しでも軽減するよう、カテーテルの設置が行われています。

形成外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0171 遊離皮弁術(顕微鏡下血管柄付き)(乳房再建術) 12 2.25 10.17 0.00 53.33  
K628 リンパ管吻合術 11 1.18 6.09 0.00 57.09  
K0102 瘢痕拘縮形成手術(その他) - - - - -  
K476-4 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) - - - - -  
K013-21 全層植皮術(25平方センチメートル未満) - - - - -  
形成外科は乳房、骨軟部、婦人科、脳神経外科、頭頸部、消化器など、各領域の再建手術を当該科の医師とチームを組んで行っています。
主要手術別患者数の1位と4位は乳房切除後の再建に関する手術です。ちなみに、表中にある皮弁とは手術などで欠損した組織に移植する血流のある皮膚・皮下組織や深部組織のことを指します。また、皮弁には栄養する血管をつないだまま移植する方法と、血管を一度切り離してから移植する方法があり、後者を遊離皮弁といいます。
主要手術別患者数の2位はリンパ浮腫に対する治療になります。リンパ浮腫は手術や放射線治療の後にリンパ液がうっ滞して四肢に浮腫を生じるものです。当センターでは2017年からリンパ浮腫の複合的治療(圧迫やドレナージの指導および施術など)が行えるリンパ浮腫外来を開設しています。
主要手術別患者数の3位は手術後のいわゆる「ひきつれ」に対する手術のうち、顔面以外に施行するものになります。
なお、患者数が10人に満たない場合は、ハイフン(-)を入力しています。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 46 4.93 30.24 4.35 61.52  
K147 穿頭術(トレパナチオン) 11 14.09 45.82 9.09 61.73  
K1742 水頭症手術(シャント手術) - - - - -  
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -  
K1741 水頭症手術(脳室穿破術)(神経内視鏡手術によるもの) - - - - -  
脳神経外科で行っている手術は主に脳腫瘍の摘出術です。当センターではモニターやナビゲーションシステムなどの設備を用いて、腫瘍を最大限かつ安全に摘出し、さらに術後の後遺症をできるだけ少なくできるように最小範囲の侵襲での治療を行っています。悪性脳腫瘍は手術・化学療法・放射線治療などをあわせた集学的治療が必要になりますが、神経膠芽腫、悪性リンパ腫、胚細胞腫など、悪性腫瘍の種類によって治療期間が異なってきます。なお、当センターは厚生労働省から先進医療の指定を受けた遺伝子診断を実施しており、先進医療の実施者は指標の対象外とされてしまうため、上記手術件数には含まれていません。ちなみに、2017年度に当センターで施行した頭蓋内腫瘍摘出術は75件になります。
主要手術別患者数の2位以下の手術は、脳腫瘍の治療に付随する手術、もしくは脳腫瘍の合併症に対する手術です。水頭症とは髄液の循環が悪くなって頭蓋内に留まり、脳室が正常よりも大きくなる病気で、脳腫瘍が原因となって起こることがあります。
なお、患者数が10人に満たない場合は、ハイフン(-)を入力しています。

呼吸器外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 54 2.52 8.00 0.00 68.76  
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 47 3.06 10.38 0.00 69.04  
K5143 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 30 3.37 11.67 6.67 65.97  
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) 27 3.56 10.04 3.70 70.81  
K5141 肺悪性腫瘍手術(部分切除) 10 2.80 10.40 0.00 59.70  
肺がんに対する手術は呼吸器外科が担当しています。当センターでは低侵襲である胸腔鏡下肺切除術(VATS)を実施しています。安全性を第一として、胸腔鏡と肉眼視を併用するハイブリット式の手術を導入しています。
主要手術別患者数の上位5位はいずれも肺がんに対する切除術です。手術創部の大きさや切除する肺の大きさによって術式が異なり、術後日数にも違いがあわられています。

頭頸部外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4632 甲状腺悪性腫瘍手術(全摘及び亜全摘) 13 1.23 17.54 0.00 57.38  
K526-22 内視鏡的食道粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術) 13 2.00 8.00 0.00 70.77  
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 13 6.92 21.54 0.00 63.38  
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) 12 1.92 5.67 0.00 60.50  
K4691 頸部郭清術(片) 12 2.17 10.17 0.00 67.17  
頭頸部外科(頭頸科)で取り扱う腫瘍は耳鼻科領域に発生するもので、疾患および手術の種類は多岐に渡ります。
主要手術別患者数の上位5位の中に甲状腺がんに対する切除術が2つ入っていますが、両者の違いは部分切除か全摘除かで、術後日数にも違いがあらわれています。
内視鏡的食道粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術)は消化器内科の主要手術別患者数にも上がっていますが、頭頸科においては咽喉頭がんなどの頭頸部領域に発生した表在がん対する内視鏡による切除術で、内視鏡医と頭頸科医師が協力して治療を行っています。
胃瘻造設術は頭頸部のがんなどが原因で経口摂取が不十分となってしまった方の栄養状態を回復させるため、胃へ直接栄養を入れるためのチューブをお腹に取り付ける手術となります。
頸部郭清術はがんの頸部リンパ節転移に対する手術です。郭清の範囲は転移の広がり方や原発部位の違いによって様々です。

放射線治療科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K007-2 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 44 0.00 1.00 0.00 69.45  
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) - - - - -  
経皮的放射線治療用金属マーカー留置術とはがんの放射線治療に先立って、がんの正確な位置を知るため、目的の場所に金属(金マーカー)を埋め込む手術のことです。当センターでは前立腺がんの放射線治療を行うために、放射線治療部で金マーカーの留置術を1泊2日の入院で行っています。
血管塞栓術は画像検査機器を用いた治療で、肝臓がんなどに対して行われます。画像診断部の医師が年間に行う血管塞栓術の件数は多いですが、通常、画像診断部の医師が血管塞栓術を行う場合でも、入院の主治医は消化器内科や肝臓・胆のう・膵臓外科など各診療科の医師が担当するため、放射線治療科として集計されることはほとんどありません。
なお、患者数が10人に満たない場合は、ハイフン(-)を入力しています。

食道・胃腸外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 48 4.15 10.79 0.00 70.15  
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 37 5.43 16.41 2.70 66.70  
K655-22 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) 34 3.68 16.09 0.00 64.85  
K6552 胃切除術(悪性腫瘍手術) 31 4.13 13.23 0.00 69.23  
K740-22 腹腔鏡下直腸切除・切断術(低位前方切除術) 31 3.00 13.42 0.00 63.90  
食道・胃腸外科の主要手術別患者数の上位5位は上から結腸(盲腸からS状結腸)がんに対する腹腔鏡下の切除術、結腸がんに対する開腹の切除術、胃がんに対する腹腔鏡下の切除術、胃がんに対する開腹の切除術、直腸がんに対する腹腔鏡下の切除術です。

近年広く普及してきた腹腔鏡(補助)下の手術は、開腹手術に比べて傷が小さく、疼痛や術後回復に有利な反面、手術の難易度は高くなります。また、その適応決定には病気の進行度とともに、患者さんの年齢や全身状態なども関係してきます。腹腔鏡補助下の手術は長所と短所を考慮した上で、個々の患者さんと十分に相談して、その適応を決定しています。

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 187 2.03 7.79 0.00 66.32  
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 111 1.41 7.17 0.00 70.50  
K800-2 経尿道的電気凝固術 19 1.11 6.63 0.00 67.58  
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 15 2.47 7.27 0.00 72.00  
K833 精巣悪性腫瘍手術 15 1.00 3.13 0.00 45.73  
泌尿器科の主要手術別患者数の1位は前立腺がんに対する手術支援ロボットのダヴィンチを使用した切除術です。これは従来の開腹手術に比べて疼痛が少なく、尿失禁の改善も良好で、早期の社会復帰が可能です。
主要手術別患者数の2位は膀胱がんに対する内視鏡を用いた切除術です。早期がんについては内視鏡切除により膀胱温存に努めています。
主要手術別患者数の3位は膀胱出血に対する止血術になります。膀胱出血の原因には膀胱腫瘍、放射線性膀胱炎、術後出血などがあります。
主要手術別患者数の4位は腎・尿管がんに対する腹腔鏡下の切除術です。腫瘍の大きさが小さい腎がんについては、手術支援ロボットのダヴィンチを使用した手術も行っています。
主要手術別患者数の5位は精巣がんに対する切除術です。術後に化学療法を行う場合は腫瘍血液内科が担当します。

婦人科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K879 子宮悪性腫瘍手術 51 2.16 9.53 0.00 55.45  
K867 子宮頸部(腟部)切除術 33 0.00 1.00 0.00 40.03  
K889 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側) 18 2.17 9.11 0.00 60.00  
K861 子宮内膜掻爬術 - - - - -  
K877 子宮全摘術 - - - - -  
婦人科の主要手術別患者数の1位は子宮頸がん・子宮体がんに対する切除術です。切除範囲によって後腹膜リンパ節郭清を伴う準広汎子宮全摘除術、広汎子宮全摘除術などに分かれますが、診療報酬上の手術分類では同一に分類されています。子宮体がんでは診断が確定すると開腹手術を行い、手術後の病理組織学的診断の結果によって補助療法の追加を検討します。子宮頸がんでは病期やがんの種類によって、手術療法、化学療法、放射線治療などを組み合わせた治療を行います。なお、主要手術別患者数5位の子宮全摘術も子宮に対する切除術ですが、こちらの対象となる疾患は、子宮の良性腫瘍や子宮頸部上皮内腫瘍3(CIN3)になります。
主要手術別患者数の2位は子宮頸部の初期病変に対する子宮頸部円錐切除術(LEEP)です。当センターでは1泊2日の入院で行っています。
主要手術別患者数の3位は卵巣がんに対する切除術です。上皮性の卵巣がんの場合、手術でできるだけ腫瘍を取ることが予後に反映されるため、最大限の腫瘍減量手術(他臓器合併切除を含む。)を行います。
主要手術別患者数の4位は子宮内膜掻爬術です。これは子宮体がんや子宮内膜異型増殖症の診断や治療のために行われます。
なお、患者数が10人に満たない場合は、ハイフン(-)を入力しています。

消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 219 0.01 1.08 0.00 67.42  
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 171 0.04 6.39 0.00 72.19  
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 121 0.02 4.00 0.00 70.24  
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 88 2.45 8.38 0.00 69.43  
K526-22 内視鏡的食道粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術) 63 0.10 6.25 0.00 72.46  
消化器内科の主要手術別患者数は4位を除いて、いずれも内視鏡を用いたポリープ・腫瘍の切除術です。早期の消化器がんに対する内視鏡治療には、内視鏡的粘膜切除術(EMR)と内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)があります。EMRは従来から行われている方法で、病変部の粘膜下に薬液を注入して、腫瘍を十分に浮き上がらせてから、スネアと呼ばれる金属の輪をかけて切除するものです。一方、ESDは病変の周りの粘膜を専用ナイフで切開した後、病変の下にある粘膜下層をめくるように剥がし取っていくという方法で、EMRに比べて難しいものの、EMRでは取れない大きな病変を一括で切除できるため、近年開発されてきました。
主要手術別患者数の1位はEMR、2位・3位および5位はESDです。1位と3位はいずれも部位が大腸ですが、ESDはEMRに比べてより深く粘膜を剥離することから、術後日数に違いがあらわれています。
主要手術別患者数の4位は内視鏡的胆道ステント留置術です。これは良性の胆管狭窄や悪性腫瘍にともなう胆管の閉塞による黄疸に対して、胆汁の通り道を確保するため、ステントと呼ばれるチューブを内視鏡を用いて胆道に留置する手術になります。

肝臓・胆のう・膵臓外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7032 膵頭部腫瘍切除術(リンパ節・神経叢郭清等を伴う腫瘍切除術又は十二指腸温存膵頭切除術) 32 8.31 20.47 3.12 69.91  
K6951 肝切除術(部分切除) 19 3.84 10.68 0.00 70.84  
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 18 1.06 6.67 0.00 74.83  
K7034 膵頭部腫瘍切除術(血行再建を伴う腫瘍切除術) 11 5.55 17.45 9.09 66.36  
K7022 膵体尾部腫瘍切除術(リンパ節・神経叢郭清等を伴う腫瘍切除術) 10 4.40 17.90 10.00 73.80  
肝臓・胆のう・膵臓外科の主要手術別患者数の1位と4位はどちらも膵腫瘍に対する膵頭部の切除術になります。両者は切除範囲が異なり、血行再建を伴う手術では、門脈と呼ばれる消化管で吸収された栄養分を肝臓へ運ぶ血管を併せて切除します。また、主要手術別患者数の5位も膵腫瘍に対する切除術となりますが、こちらは膵臓の中でも脾臓に近い部位の切除になります。
主要手術別患者数の2位と3位はどちらも肝腫瘍に対する治療になります。3位の血管塞栓術は肝がんに栄養を送っている血管に特殊な物質をつめて遮断する方法で、塞栓物質と一緒に抗がん剤を投与する場合もあります。
近年では肝胆膵分野でも腹腔鏡手術が盛んに行われるようになりましたが、肝胆膵分野は手術難度が高く、長時間手術となることが多いため、適応は慎重に行っています。

乳腺外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術)(腋窩部郭清を伴わない) 82 3.09 2.06 0.00 58.39  
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術)(腋窩部郭清を伴わない) 81 2.99 4.77 0.00 61.84  
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術)(胸筋切除を併施しない) 56 3.04 7.07 0.00 61.25  
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術)(腋窩部郭清を伴う) 10 2.80 7.00 0.00 54.70  
K4761 乳腺悪性腫瘍手術(単純乳房切除術)(乳腺全摘術) - - - - -  
乳腺外科の主要手術別患者数の上位5位はいずれも乳腺悪性腫瘍手術です。これらの違いは切除範囲の大きさと、腋窩リンパ節・鎖骨下リンパ節の郭清を行うか行わないかです。切除範囲が小さく、リンパ節郭清を行わない方が、術後日数は短くなります。また、乳房再建を同時に行う場合は、入院期間が更に長くなる可能性があります。なお、入院中は手術内容に応じたクリティカルパスを用いており、各患者さんの術後日数にばらつきはほとんどありませんが、術前日数は土日の予定入院を行っていないため、週の前半に手術する患者さんは長くなります。
なお、患者数が10人に満たない場合は、ハイフン(-)を入力しています。

 その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率) ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 18 0.29
異なる - -
がん治療の一つに抗がん剤を用いた化学療法があります。抗がん剤はがんの治療に有効ですが、反面、正常な細胞にも影響を及ぼすことがあり、患者さんにとってよくない副作用が現れることがあります。敗血症や真菌(カビ)症といった感染症は、抗がん剤の使用によって体の抵抗力が弱くなってしまったことによって起こる場合があります。
また、敗血症やがんの進行による全身状態の悪化に伴って、播種性血管内凝固症候群(DIC)を生じることがあります。これは体の中で小さな血栓が多発することによって血液を固める機能が十分に働かなくなり、全身に出血傾向が現れる重篤な疾患です。いずれの疾患も、がんの治療を行っていく中で発生することがある合併症です。
手術・処置等の合併症については、必ずしも手術・処置等の時に合併症を起こしたわけではなく、その多くは手術等を行って退院した後、傷の治りが悪かったり、体の中に埋め込んだカテーテル等が感染・破損したことによって入院治療を行った症例です。具体的な傷病名は術後感染症・膿瘍、医原性気胸、感染性リンパのう胞、吻合部狭窄、カテーテル感染症、人工関節の破損・ゆるみ・感染、胆道ステントの閉塞、薬物によるショック、になります。
なお、表中の入院契機の「同一」「異なる」とは、入院のきっかけとなった病名と入院中最も治療に人的・物的な資源を投入した病名が同じか異なるかをわけたものです。もし、二つの病名が同じであれば入院時の治療方針が入院中変わらなかったことを示し、異なるのであれば入院中に治療方針が変わったことを、つまり入院中に合併症を起こした可能性があることを示しています。
また、患者数が10人に満たない場合は、ハイフン(-)を入力しています。

更新履歴

2016年9月27日
指標公開
2017年9月27日
平成28年度の指標公開
2018年9月27日
平成29年度の指標公開