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更新日:平成30(2018)年5月8日

病院長挨拶

病院長あいさつ

千葉県がんセンター病院長  山口 武人

 

現在、がんは日本人の死因の第1位であり、2016年にがんで亡くなった人は、37万2986人と死亡総数の28.5%を占めています。これは死因の第2位である心臓病の2倍近い数です。また、生涯のうちにがんにかかる可能性は、男性が2人に1人、女性は3人に1人と推測されています。今後、高齢化に伴ってその数はますます増加すると予想されています。千葉県では第3期の「がん対策推進計画」を策定し、2018年度から6年間のがん対策の方向を定めました。その骨格は、「がんの予防・早期発見」「がん医療の充実」「がんとの共生」です。千葉県がんセンターは千葉県における都道府県がん診療連携拠点病院として、これらの方針に沿ったがん医療推進の中心的な役割をはたして行きます。

千葉県がんセンターの基本理念は、「私たちは、心と体にやさしく希望の持てるがん医療を提供します」です。医療の安全を確保することは医療機関として当然のことであり、すべてに最優先されるものです。そのうえでお一人おひとりに、最適な医療をご提供することが基本的方針です。同時に、がんを患っておられる患者さんの身になって、心に寄り添う医療の実践も必須です。以前は、がんと言えば「不治の病」と考えられていましたが、現在では全てのがんの5年生存率が60%を超えるまでになっています。治るがんが増えてきたことも事実です。しかし、がんと宣告された時のショックは患った人しかわからないと言われます。私たちはがんの患者さんが希望を失うことなく、少しでも前向きに診療を受けていただけるよう最善の努力を行ってまいります。

新病院は現在工事を進めており、2020年度中の完成を目指しております。病床も100床以上増床し、450床となる予定です。医療設備についても、最新の機器を取り入れることとしており、日々進歩する高度ながん医療にも対応できるものと考えております。

患者さん、ご家族の皆様にご満足していただけるよう、職員一同一丸となって取り組んでまいります。なにとぞよろしくお願いいたします。