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更新日:令和3(2021)年8月10日
ページ番号:7947
千葉県酪農のさと指定管理者の平成29年度の管理運営状況について、次のとおり評価しました。
施設名 |
千葉県酪農のさと |
---|---|
指定管理者 |
株式会社ちば南房総 |
指定管理期間 |
平成29年4月1日から平成34年3月31日 |
評価対象年度 |
平成29年度 |
第三者評価の有無(今回) |
無 |
施設所管課 |
農林水産部畜産課 |
設置目的 |
県民が酪農に親しみ、その歴史について学ぶ機会を提供することにより、県民の酪農その他の畜産に対する理解を深め、もって畜産の振興に資する |
---|---|
指定管理者が行う 業務の範囲 |
|
年度 |
利用者 (人) ※1 |
事業費等の内訳(千円) |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
指定管理料
(A) |
その他維持 管理費 ※2 (B) |
利用 料金
(C) |
事業費 総額
(A+B+C) |
使用料等 県収入
(D)
|
県の収支
(D-A-B) |
||
H29 |
51,833 |
32,400 |
1,000 |
0 |
33,400 |
0 |
▲33,400 |
(参考)H28 |
49,666 |
32,800 |
0 |
0 |
32,800 |
0 |
▲32,800 |
評価項目 |
評価 |
評価理由等 |
|
---|---|---|---|
管理業務の実施状況に関する事項 |
施設の設置目的・法令等の遵守等
|
A |
施設の設置目的を理解し、千葉県酪農のさと設置管理条例等に基づいた適切な管理運営が行なわれている。 個人情報は適切に管理され、県への報告業務等も適宜行われている。 |
安全性の確保
|
S |
施設の安全確保、日常の事故防止等の点検・清掃・巡視などの安全対策が実施されている。 来園者が動物(山羊、白牛)と触れ合いが出来る施設の特性から、「千葉県酪農のさと管理衛生マニュアル」により、来園者、飼養動物等の衛生面の管理も適切に行われている。 |
|
適切な管理運営 |
A |
事業計画どおりに、施設の管理、清掃、警備等が適切に行われている。 園地の草刈、植栽等を適宜実施し、美観の維持に努めている。飼養動物の健康管理を適切に行っている。 |
|
適切な財産管理 |
A |
施設・設備の保守点検が実施され、施設の軽微な修繕を適宜行うなど、適切な維持管理に努めている。 備品、資料等の管理を適切に行っている。 |
|
事業の企画運営に関する事項 |
事業の実施 (必須事業) |
A |
事業計画に基づき、適切に事業を実施した。 酪農資料館の展示物更新や講演会などを積極的に実施した。 アイスクリームづくりなどの酪農体験学習などを積極的に実施したほか、夢チャレンジ体験スクールを嶺岡乳牛研究所と共催で実施した。 |
サービスの向上 自主事業 地域の連携等 |
S |
自主事業の企画立案を地域住民と行い、「酪農のさとまつり」など、地域と協働したイベントを実施した。 県と協力の上、牛乳絵手紙コンクールを主催し、応募作品を展示した来場者参加型の投票審査や、入賞者の表彰式を開催した。 |
|
施設利用状況に関する事項 |
A |
イベント等を実施するとともに、ホームページでの発信、地域の広報紙の活用、イベントチラシの配布等の広報活動で、来園者の誘致に努め、来園者数は前年度より増加した。 |
|
管理運営体制 |
A |
組織や職員の配置は適切に行われている。 |
|
収支状況 |
S |
予算の範囲内で、適正に運営されており、財務状況は健全であると認められる。 |
|
利用者意見の反映 利用者満足度 |
A |
館内にアンケートボックスを設置するとともに、窓口において要望や意見の把握に努め、来場者からの要望に対して、対応可能なものは適宜対応している。 |
|
総合評価 |
良好 |
各評価項目の合計得点23点/30点満点(76.7%) 各項目の評価点数の平均2.3点 |
特に評価される点 |
法令を遵守し、県への報告等も含め、適切な管理運営を行った。また、設備の点検や施設の修繕を適宜実施し、施設の維持管理に務めた。 酪農振興に係るイベントや嶺岡牧に関する企画展等の開催、募集地域を拡大した牛乳絵手紙コンクールの主催など、酪農のさとの設置目的に即した活動を実施した。 また、「酪農教育ファーム認証牧場」の認証を受け、学童向けの展示物や校外学習のための教材の充実を図り、利用者の増加に努めた。 |
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次年度に向けて 改善が望まれる点 |
来園者増加に向けて、引き続き酪農振興、地域振興等につながるイベントを積極的に実施すること。また、明治150年記念関連施策としての企画展、講演会等を実施し、酪農に対する理解を深めるとともに、利用者の増加を図ること。 |
前年度評価で改善が望ましいと指摘された点とその改善状況 |
(前年度指摘点) 来園者増加に向けて、引き続き酪農振興、地域振興等につながるイベントを積極的に実施すること。また、計画的に、資料館の展示コーナーの展示物を幼児や小学生向けにリニューアルし、団体客の利用増加を図ること。 (改善状況) 嶺岡牧を活用した特別展、講演会、牧を歩くイベント、料理教室等の各種イベントを積極的に実施した。また、第2展示室の常設展示を幼児や小学生向けに一部更新を行った。 |
第三者評価における その他の意見 |
第三者評価なし |
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