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更新日:令和5(2023)年10月27日

ページ番号:28147

防災共助力推進モデル事業

1.事業の目的

災害の被害を最小限に食い止めるためには、「自らの身の安全は自ら守る」、「自分たちのまちは自分たちで守る」という、いわゆる「自助」と「共助」の取り組みが最も重要です。

とりわけ、阪神淡路大震災の教訓から、地域の人の助け合いが減災には非常に重要であるため、「共助」を推進することが大切です。

そのため、自主防災組織が継続的な活動ができる体制づくりを推進していくことが重要であることから、モデル事業として、自主防災組織を対象に、避難マニュアルや災害時要援護者の避難支援体制等の整備を支援します。

これを契機として市内全域に波及することを目指し、市内全体の防災力の向上を図るとともに、県全域の防災力の向上を図ることを目的としています。

2.事業内容

  • 平成21年度県・市町村・自主防災組織等が共同で勉強し、ノウハウの習熟及びスキルの向上を図ります。
  • 平成22年度平成21年度に作成したマニュアル等について、検証するための訓練を行います。

3.モデル地域

平成21年度・22年度もモデル地域として、我孫子市布佐平和台自治会防災委員会を選定しました。

4.平成21年度活動状況

(1)避難所運営DIGの実施(6月13日)

布佐平和台自治会の住民が実際に避難する「我孫子市立布佐南小学校」にて、北海道教育大学の佐々木貴子准教授を講師に迎え実施した。

(2)防災講習会(初期消火についての勉強会8月31日)

初動マニュアルの作成に当たって、初期消火についてどの程度住民が対応できるか等を把握するため、我孫子市消防本部の協力のもと、防災講習会を実施した。

(3)布佐平和台自治会における防災訓練(第1シリーズ11月29日)

21年度に作成した災害時初動マニュアルの検証をするため、防災訓練を実施した。

5.平成22年度活動状況

(1)布佐平和台自治会における総合防災訓練(9月5日)

「災害対策本部」と「地区支部」の設置を行い、無線機による被害状況等の交信訓練を実施した。

(2)布佐平和台祭における防災啓発(11月3日)

地域住民を対象とした、地域のつながりを深めるために例年実施している祭り「布佐平和台祭」に防災コーナーを設け、地域住民の防災意識の向上を図った。

(3)防災講習会(12月18日)

地域住民の防災意識の向上と、自主防災組織の連携を深めるために、布佐平和台地域住民と近隣の自治会(自主防災組織)役員を対象に、防災講習会を開催した。

(4)布佐平和台における支部別防災訓練(1月30日)

「布佐平和台自治会館会議室」に「災害対策本部」を、地域内の5地区に「地区支部」を設置して、班長による安否確認訓練及び「本部」と「地区支部」との無線機による被害状況等の交信訓練を実施した。

支部別防災訓練実施報告書(PDF:4,391KB)

6.実施報告書(平成21年度・22年度実施)

布佐平和台自治会が実施した2年間の活動をまとめた報告書を作成しました。

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お問い合わせ

所属課室:防災危機管理部危機管理政策課地域防災支援室

電話番号:043-223-2176

ファックス番号:043-222-5208

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