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更新日:令和3(2021)年5月27日
ページ番号:27716
千葉県の地震被害想定調査結果について
平成20年4月24日
平成20年6月5日修正
千葉県総務部消防地震防災課
電話:043-223-2176
平成8年に前回の地震被害想定調査結果を公表してから12年が経過しています。阪神・淡路大震災の経験や最新の知見と技術力を用い、近い将来本県に大きな影響を及ぼす可能性のある地震に対し、地震被害想定調査を実施してきましたが、このたび建物被害量、人的被害者数がまとまりました。
被害が大きくなる東京湾北部地震では、建物全半壊220,076棟、死傷者42,972人(うち死者1,391人)と想定されます。今後、今回の調査結果を踏まえた地震防災対策を検討していきます。
地震被害想定では対象地震の設定と地盤状況により、地震動(揺れ)の大きさが大きく変わります。対象地震の設定については、最新の知見を反映して次のものとしました。また、揺れの算出等は250メートルメッシュを基準としています。
被害量は、設定する気象条件や時刻などで大きく変わります。被害量の想定は、冬の5,18時、夏の12時の3パターンごとに、最大風速9メートル、火災延焼時間24時間を条件としています。ここでは、今後の減災目標の基礎となる建物被害量の多い冬の18時を示します。
区分 |
全壊棟数 |
半壊棟数 |
合計 |
---|---|---|---|
東京湾北部地震 |
68,692 |
151,384 |
220,076 |
千葉県東方沖地震 |
731 |
4,594 |
5,325 |
三浦半島断層群 |
6,633 |
18,082 |
24,715 |
区分 |
死者数 |
負傷者数 |
合計 |
---|---|---|---|
東京湾北部地震 |
1,391 |
41,581 |
42,972 |
千葉県東方沖地震 |
37 |
1,698 |
1,735 |
三浦半島断層群 |
88 |
2,933 |
3,021 |
東京湾北部地震、三浦半島断層群では冬の5時の場合の人的被害者数が大きくなります。
東京湾北部地震:死者数1,394人 負傷者数48,004人 合計49,398人
三浦半島断層群:死者数100人 負傷者数3,228人 合計3,328人
中央防災会議の被害想定結果(千葉県被害分)
区分 |
全壊棟数 |
死者数 |
---|---|---|
東京湾北部地震 |
約140,000棟 |
約2,100人 |
三浦半島断層群 |
約14,000棟 |
約200人 |
条件:冬の18時、風速15メートル、火災は、燃え尽きるまで延焼
注)中央防災会議は、東京湾北部地震に対して千葉県側と東京都側に被害が大きくなる2ケースの被害想定を実施している。(このうち、千葉県に被害が大きいケースを掲載)
千葉県地震被害想定調査検討委員会・ワーキンググループ名簿
会議 |
氏名 |
所属・職 |
備考 |
---|---|---|---|
検討委員会 |
平野 敏右 |
千葉科学大学学長 |
委員長 |
中井 正一 |
千葉大学大学院工学研究科教授 |
副委員長 |
|
池上 三喜子 |
(財)市民防災研究所理事 |
|
|
小田 淳一 |
(株)社会安全研究所情報技術研究部長 |
|
|
小村 隆史 |
富士常葉大学環境防災学部准教授 |
兼広報・活用ワーキンググループ長 |
|
吉川 肇子 |
慶應義塾大学商学部准教授 |
|
|
田中 淳 |
東京大学大学院情報学環付属総合防災情報研究センター長(教授) |
|
|
長橋 純男 |
千葉工業大学工学部教授 |
|
|
本多 晃 |
柏市長 |
|
|
林 和雄 |
白子町長 |
|
|
地震動・被害ワーキンググループ |
畑中 宗憲 |
千葉工業大学工学部教授 |
|
藤本 一雄 |
千葉科学大学危機管理学部講師 |
|
|
山崎 文雄 |
千葉大学大学院工学研究科教授 |
|
|
山中 浩明 |
東京工業大学総合理工学研究科准教授 |
|
|
広報・活用ワーキンググループ |
伊村 則子 |
武蔵野大学人間関係学部准教授 |
|
金山 智子 |
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部准教授 |
|
|
細川 顕司 |
(財)市民防災研究所事務局長兼調査研究部長 |
|
|
村木 美貴 |
千葉大学大学院工学研究科准教授 |
|
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