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更新日:平成22(2010)年12月20日
千葉 伝統・郷土の味
房総(ぼうそう)半島は、海と川に囲まれ、温暖(おんだん)で 肥沃(ひよく)な耕地(こうち)に 恵(めぐ)まれています。このような気候風土や生活の 知恵(ちえ)から育まれてきた 伝統(でんとう)・郷土(きょうど)の味。 皆(みな)さんも郷土(きょうど)の 食文化を見つめてみませんか。
ここでは、ちばのふるさと料理 から代表的なものを掲載(けいさい)しています。 作り方やこのほかの料理については、「ちばのふるさと料理」をご利用ください。
古くから冠婚(かんこん)葬祭(そうさい)や 集まりの時のごちそうとして受け継(つ)がれ、 千葉の郷土(きょうど)料理を代表するものです。 「具を芯(しん)にして巻(ま)く」という 技法(ぎほう)が原点になって、その時代の農産物や海産物などの食材を活かして 冠婚(かんこん)葬祭(そうさい)や 地域(ちいき)の集まりで作られ、家庭のなかでも伝えられてきました。 その後、日本型食生活の見直しとともにこの太巻(ふとま)き寿司(ずし) が注目され、技術(ぎじゅつ)の 掘(ほ)り起こしと多彩(たさい)な 巻(ま)き方の創作(そうさく)・ 伝承(でんしょう)活動により、 広く現在(げんざい)に受け継(つ)がれています。
うるち米を粉にしないで、米状(こめじょう)のまま しんこもちをつくる方法で、別名をつきぬきもちともいいます。
製粉(せいふん)にする手間や、保存(ほぞん)の わずらわしさがなく、味の良さでも好評(こうひょう)です。 この方法は、江戸(えど)時代末期に大原幽学(ゆうがく)が 伝えたとされ、香取(かとり)、海匝(かいそう) 地域(ちいき)を中心に広まり伝承(でんしょう)され続けています。
はば(波葉)は房州(ぼうしゅう)産の海草でうすい塩味があり浅草のりとは 違(ちが)った独特(どくとく)の風味があります。
「はばをかけた雑煮(ぞうに)でないと正月のような気がしない」、 「はばをかけて誰(だれ)はばからず食べたい」などと言われているほどで、 遠く故郷(ふるさと)を離(はな)れた人たちの 郷愁(きょうしゅう)を呼(よ)ぶ食べ物です。
正月やお祭り、集会など人寄(よ)せのときの食事としてつくられた 郷土(きょうど)食です。 昔はどこの農家でも鶏(にわとり)を飼(か)っていたので、 行事のときには、鶏(にわとり)料理が多くつくられました。
骨(ほね)はよくたたいて、 だんごにして使う伝統(でんとう)的な料理で、 木枯(こが)らしの吹(ふ)く寒い夜には からだの芯(しん)まで温まるおいしい雑炊(ぞうすい)です。
千葉の県花は「なのはな」。安房(あわ)地域(ちいき)では 古くから切り花として生産されてきました。食卓(しょくたく)に 春を告げる野菜として、千葉県の特産野菜になっています。
落花生(らっかせい)には脂肪(しぼう)、 たんぱく質(しつ)などの栄養素(えいようそ)が 豊富(ほうふ)に含(ふく)まれることから、 今ほど食料が豊富(ほうふ)でなかった時代、 産地では保存(ほぞん)食として落花生(らっかせい) みそを切らすことが無かったといわれるほど重宝(ちょうほう)され、親しまれてきました。 落花生(らっかせい)の香(こう)ばしさと みその味がよく合い、ごはんのおかずやお茶うけに喜ばれています。
飯岡(いいおか)町では、あぐり舟(ぶね)で いわしがたくさんとれていたため、いろいろないわし料理が考えられました。 いわし団子(だんご)は簡単(かんたん)にできるので 大昔から引き続いてつくられています。
あぐり・・・いわしをとる網漁(あみりょう)(あぐり網(あみ)、あぐり舟(ぶね))
千葉県の海岸線で昔からつくられている代表的な郷土(きょうど)料理です。 さば、いわし、あじなどの魚を包丁でたたいて、香味(こうみ)野菜、 味噌(みそ)を加えて焼きあげます。
鯨(くじら)の赤身をたれ(調味液(えき))に 漬(つ)け込(こ)んだあと干(ほ)した、 千葉県伝統(でんとう)の水産加工の一つです。 軽くあぶり裂(さ)いてお召(め)し上がりください。
大浦(おおうら)ごぼう
太さ30cm、長さ1m、重さは4~5kgほどになり、輪切りにした断面(だんめん)は 楕円(だえん)形で中心に空洞(くうどう)があります。 八日市場市大浦(おおうら)地区の粘土質(ねんどしつ) 土壌(どじょう)がこのごぼうを育てるのに適(てき)しており、 他地区で栽培(さいばい)してもこのような生育はみられないといいます。 成田山新勝寺では縁起(えんぎ)物として「坊入(ぼういり)」という 精進(しょうじん)料理に使用され、 珍重(ちんちょう)されています。
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